団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

トットちゃんの挿し絵はちひろさんの遺作から選んだのです

2018-09-14 09:20:26 | アート・文化

戦後最大のベストセラーといわれる黒柳徹子さんの「窓ぎわのトットちゃん」。黒柳さんの自伝的物語で、単行本、文庫本を合わせて累計800万部も売れました。

挿し絵を描いたのは絵本作家で画家のいわさきちひろさん。トットちゃんにぴったりの女の子が表紙を飾っており、物語に合わせて、ちひろさんが描きあげたものと、私はずっと思っていました。

ところが、ちひろ美術館・東京(東京都練馬区下石神井4丁目)を訪ねて、「トットちゃん」の原稿に合わせて、ちひろさんが子どもたちを描いた未発表の3000点の中から絵を選んでいたことを知りました。

調べてみたら、ちひろさんが肝臓がんで55歳という若さ亡くなったのが1974年8月、「トットちゃん」が発刊されたのは、7年後の1981年3月です。

ちひろ美術館で、黒柳さんがこの間の経緯を話したDVDが上映されていました。出版元の講談社から自伝を書くよう求められていた黒柳さんは、挿し絵はちひろさんに描いてもらおうと決めていました。でも、一度も会ったことはありません。新聞でちひろさんの死亡記事を読んで、涙があふれて止まらなかったそうです。

ちひろさんの遺族のもとに、自伝的物語を書こうと思っていることを綴った手紙を、お花とともに送りました。長男の松本猛さん(67)らが、ちひろさんのたくさんの遺作の中から、ストーリーに合う絵を探し出すことを申し出ました。

これを受けて、黒柳さんは「トットちゃん」を書き始めました。「猛さんらが物語にぴったりの絵を選び出してくれました。この協力がなければ、トットちゃんを書き上げることはできなかったと思います」と黒柳さんは話していました。

ちなみに、黒柳さんはちひろ美術館・東京、安曇野ちひろ美術館の館長を務めています。ちひろさんの夫は元衆議院議員の松本善明さん。

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
« 朝起きた時、腰に張りと痛み... | トップ | 一人カラオケに挑戦しました »

コメントを投稿

アート・文化」カテゴリの最新記事