団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

何をしても許される身 光源氏

2011-12-24 09:20:42 | 映画

「映画の会」で「源氏物語~千年の謎」を見てきました。紫式部と藤原道長との恋、光源氏の様々な愛の遍歴が同時進行するという、現実と物語の二つの世界のラブストーリーが交錯する構成で、映像的にも見ごたえのあるシーンが多い映画でした。

光源氏が自らを光に例え「何をしても許される身」として、次々と愛の遍歴を重ねていきます。実母で桐壺帝の妃、桐壺更衣と、うり二つの桐壺帝の妃で義理の母、藤壺と情を交すなど、タケちゃんには理解のできない愛の姿が展開されます。

「源氏物語」は、与謝野晶子の口語訳ですが、何回か挑戦しましたが、いつも途中で読むのをあきらめました。桐壺更衣が幼い時に亡くなり、母の愛を知らないまま育った源氏は愛を求めてさまようとされていますが、幼くして母を亡くした子どもたちはたくさんおりますし、そうした男たちが源氏のように愛の遍歴をたどるわけではありません。

「源氏物語」の口語訳をした瀬戸内寂聴さんが、源氏が帝の子ではなく、絶世の美青年でなければ「ただの強姦魔」と書いていたのを読んだ記憶があります。「何をしても許される身」とは同じ男からみても、傲慢そのものではないでしょうか。

映画は水曜日のレディースデーだったこともあり、9割以上が女性でした。映画が終わって退場する女性たちを見ていると、うっとりした表情の方が多いように思いました。源氏役の二枚目、生田斗真さんの愛の言葉に酔ったようにも見えました。

映画の会世話人のMさんは、さすがに元大映俳優です。視点が違いました。映画の感想は「ライティングが良かったな。ろうそくの灯りを基準にして照明を当てていた」。

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