団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

時間はひとりでにつぶれない

2011-12-26 09:11:32 | 健康・病気

会社を定年で退職して会社のネットワークがなくなると、交遊範囲が極端に狭くなる男の高齢者たち。地域のネットワークの壁を乗り越える努力をしないことには、地域縁も持つことができません。「時間はひとりでにつぶれない」のです。自分から交遊の縁を広げる努力をしなければなりません。

そこで、タレントの永六輔さんは「おばあさんを見習いましょう」と呼びかけています。おばあさんは長年、家事を受け持っていますから、炊事、洗たく、掃除など家事全般を一通りこなすことができます。つまり、生活面での自立ができているわけです。おじいさんはここから覚えていかなければ、自立の道に到達できませんが、このことは別の機会に述べることにし、今回は交遊の縁を結ぶ「生き方上手」のことに留めたいと思います。

東京出張で、新大阪から新幹線に乗った時のことです。資料に目を通して一段落したあと、前の席の二人のおばあさんの会話が耳に入ってきました。会話の内容から、初めて会った人たちだとわかりました。お天気から始まり、旅行の目的から、そこで起こったこと、家族の構成や孫の成長の様子、趣味や現在取り組んでいることなど、話は次々と広がりました。うち、一人が新横浜で降り、会話は終わりました。

偶然、隣り合わせに座っただけで、話がこれほど盛り上がり、旅行の楽しさがさらに増しただろう、と私は思いました。おばあさんの付き合い上手に驚くとともに、うらやましいとも感じました。そのうち、はっと気が付いたことがあります。二人は2時間近くも話し合っていたのに、固有名詞が一つも出てこなかったのです。おそらく、二度と会うことはないでしょう。でも、男だったら、きっと名刺を交して挨拶をしていたことでしょう。「袖すりあうも多少の縁」を大事にするものの、固有名詞を聞くほど踏む込まないのが「おばあさんの知恵」のようです。この点でも、タケちゃんは「おばあさんを見習いたい」と思っています。

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