団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

「おしっこの出し方って、ありますか」

2018-05-29 09:39:21 | 健康・病気

「先生、おしっこの出し方って、ありますか」と80代半ばの女性から尋ねられました。女性は糖尿病の治療を30年近くしています。3ヶ月に1回、行きつけの病院で診察と血液検査、尿検査を受けています。

ところが、前回の2月の定期健診では、病院で尿を採ろうとしたら、いくら頑張っても出てきません。医師に「どうしても出ません」と話したところ、「今回は尿検査はなしにしましょう」といわれました。

ぼうこうの最下部には、ぼうこう三角といって、排尿口の下にスペースがあります。ここに50mlほど尿がたまっていますので、出し切ったと思っても出そうとすれば、おしっこがまだ出ます。尿検査に必要な量は出るはずです。

こうした排尿の仕組みを説明したあと、排尿筋は交感神経で緩みますが、ぼうこう三角は副交感神経で弛緩します。このため、出そうと気張ると、交感神経優位となり、ぼうこう三角は緊張して、おしっこが出なくなります、と伝えました。ぼうこう三角の尿は出そうとしていきむほど出ないわけです。

私が受けている人間ドックでは、自宅で尿検査用の尿を所定の容器に入れていることを話したうえで、自宅のトイレで紙コップで受けて、ペットボトルにでも入れて持参したらいかがですか、と提案しました。

先日、定期健診を受けた女性が来院したので「尿検査は無事すみましたか」と聞きました。「先生にいわれたように、朝の尿をペットボトルに入れて持って行きました。病院では、無理に出さなくてもよいと安心したのでしょうか、看護師さんから渡された容器にいっぱい出ました」

 

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