別居の長男がコロナに感染した80歳前の女性は翌朝、PCR検査の結果を書いた診断書を手に来院されました。朝の体温は36.0度だったそうです。同居の次男もPCR検査は陰性の判定だったといいます。
新型コロナウイルスは発症する2日前からウイルスをまき散らすとされます。その2日前、次男は長男と釣りに行くため、さおや仕掛けを出したりして打ち合わせをしました。そのうえで、1日前、兵庫県西部の河川に次男の運転で長男を助手席に乗せてレンタカーで出かけました。
早朝から夜まで、ずっと一緒でした。このため、感染しても不思議でない状態でした。だが、マスクをつけるのが常態になっていた次男は「振り返ったら、マスクはいつも着けていた。兄と一緒にいたとき、マスクを外したことはなかった」と話しています。
あれから1週間がたちましたが、女性も次男も体温は平熱といいます。長男も平熱に戻り、軽症患者向けの療養型ホテルに入り、近く退院できる見通しだそうです。
次男は「兄さんと一緒にいるとき、ずっとマスクをしていてよかった」とマスクの効用に感じ入っていました。
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