団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

時間はひとりではつぶれない

2011-12-25 12:13:39 | 健康・病気

定年後で自分の時間を自由に使えるようになった高齢者の「時間持ち・時間貧乏」の調査をした社会学者の上野千鶴子さん(東京大名誉教授)が、その著「老いる準備」の中で、調査結果はとっても明快で「時間はひとりではつぶれない」「時間はひとりでにつぶれない」ということだった、と書いています。時間持ちの楽しい余生を生きるのには、仲間と、時間をつぶすノウハウが必要だと説いています。

標語のごろの良さに感心する一方、金持ちならぬ時間持ちになるには、それ相応の努力を要するということがはっきりわかります。一人で時間をつぶすのが困難なのは病気で寝ていなければならない状態を考えると、簡単に推測できます。ベッドで寝ていると、本を読むか、ラジオを聞くかして時間をつぶさなければなりません。病気を治そうという目標があるから、ベッドに臥せっていることに我慢できますが、体が元気ならば耐えることはできません。

「ひとりでにつぶれない」のも自明のことでしょう。遊びでもボランティアでも、自分が企画するか、友人の企画に乗るか、しないと動けないでしょう。私は「いっちょかみのタケちゃん」と言われたほど、友人、知人の面白い企画に積極的に乗っかりました。でも会社を退職すると、そんな「いっちょかみ」もできません。自分から動くことの必要性を日増しに感じています。

老人ホームで一人ぽつねんとテレビを見ているのは、男のお年寄りが多いそうです。それも大会社の役員や大学教授らエリートと呼ばれる人たちに目立つといいます。会社社会や大学社会の中でしか生きてこなかったうえ、プライドの高さが交遊の障害になっているようです。大学教授は説教癖があるため、敬遠されるので、上野さんは「私も嫌われそう」と言っています。

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