団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

僕ってアスペルガー症候群?

2013-01-26 09:30:18 | 健康・病気

ウェブサイトの「現代ビジネス」の土曜日に連載中の奥村隆さんの「息子と僕のアスペルガー物語」を読んでいましたら、僕もアスペルガーの気質を色濃く持っているな、と感じました。テレビで番組制作に従事している奥村さんは小学生の息子の言動を見て、自らのアスペルガーの体験を綴っています。

アスペルガーは発達障害の一つで、次の二つの特性があるといわれます。

①他人の気持ちがわからない傾向があり、人間関係の構築が苦手である

②特定のことへのこだわりが強い(奥村さんの息子の場合は、事前に立てた予定にこだわり、予定が変わると感情を爆発させる)

「時の記念日」に生まれたこともあり、私も時間へのこだわりが強いと思います。予定表をつくるのが好きで、毎日の予定表が埋まっていると安心します。そして、その予定がきちんとこなせると大きな満足を覚えます。

私が最も充実した一日を送ったは、忘れもしません、中学校1年のある日のことでした。午前6時に起床して午前零時に就寝するまでの予定表が1分も違わずに実行できました。なんともいえぬ幸福感が体全身に伝わりました。このような一日を過ごせたのは、この日だけで、その後は「予定は未定」の日々です。

とくに、新聞記者になってからはどんなに綿密な予定表を策定しても、事件事故が起これば、すべてが吹っ飛んでしまいます。毎日、そんな生活を過ごしているうちに、各種のこだわりは「すり下ろされた」ようです。

他人の気持ちが読めないというか、率直にものを言って相手を怒らせたり、恨まれたりすることはよくありました。中学校の恩師が卒業時に私に送ってくれた言葉が「直言直筆」です。自分の気質からいっても直言は肌にあうものでしたから、ストレートにぶつけて友人・知人を随分傷つけてしまいました。

ただ、私たちはいろいろな気質を持っていて、社会生活を重ねているうちに学習し、変っていくようです。中年、高年になるにつれ、時間へのこだわりがどんどん薄れ、他人との関係づくりもなんとかできるようになります。そう、人間は変われるんです!

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