団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

腹筋の運動は鼠径ヘルニアの予防にも

2012-04-17 09:36:12 | 健康・病気

腹筋を鍛えることは腰痛の防止になりますが、鼠径ヘルニアを防ぐことにもなります。60代の男性の患者さんが施術を終えたあと、「先生、鼠径部にこんなでっぱりが出てきました」と言ってパンツを下げました。見ると、右の鼠径部に膨らみがあり、痛みはないとのことです。触るとでっぱりのところには熱感はなく、少し押すと中に引っ込みます。

「おそらくヘルニアと思います。熱感がないのでリンパ節炎ではないと考えますが、心配でしょうから整形外科のお医者さんを受診してください」と言いました。この患者さんは当院の腹筋台で1回も体を起こす運動ができませんでしたから、腹筋の衰えから腸の一部が飛び出した、と推察しました。

1週間ほどして来院した患者さんに聞きますと、医師の診断も鼠径ヘルニアとのことです。痛みがないうえ、突出も少ないので、「様子を見ましょう」と言われたそうです。ヘルニアは子どもの脱腸が知られており、タケちゃんの友だちの中にも陰嚢が大きく垂れた子どもが何人かおりました。昔は、家庭に風呂がある家はほとんどなく、公衆浴場に行きましたので鼠径ヘルニアが分かってしまうのです。どの子も大人になる前に手術をして治したと聞いています。

鼠径ヘルニアは、男性では一生の内、27%がかかるといわれています。4人に1人ですから、罹患率はかなり高いです。子どもの場合は先天的な原因からヘルニアになる子が多いのですが、大人のヘルニアは圧倒的に腹筋の衰えが原因です。鼠径部は構造上、筋膜が弱いところにあり、患者さんのように、右の鼠径部にできることが多く、内鼠径輪を通って腸の一部が飛び出すようです。

鼠径ヘルニアを予防するためにも、タケちゃんは毎日50回以上の腹筋運動を続けています。

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