団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

基礎代謝量の20%は筋肉が消費

2017-11-24 09:53:25 | 健康・病気

摂南大学スポーツ振興センターの藤林真美・准教授の説明では、基礎代謝量は筋肉、心臓、脳がそれぞれ20%ずつ消費しています。心臓や脳の消費量を増やすのは難しいですが、筋肉量が増えれば、それだけ基礎代謝量が増大します。

加齢に伴う基礎代謝量の落ち込みを筋肉量の増大で補えれば、これまで通りの生活をしていてもメタボにならないですみます。さらに、運動により骨格筋が強くなれば、サルコペニア(筋肉減弱症)を防ぐことができます。まさに一石二鳥です。

しかも、筋肉は1~2か月で入れ替わります。鍛えれば、1~2か月で強い筋肉に替わるわけです。骨は7年、関節は117年とされ、骨は年数をかければ丈夫にすることは可能ですが、年を取ってから関節は強くすることはできません。

運動の中で効果的なのは、藤林さんはインターバルトレーニングといいます。歩行も早く歩いたり、ゆっくり歩いたりを繰り返せば、効率的に筋肉を鍛えることができます。1、2歩は普通に歩き、3歩目を大股で歩くのもお勧めです。

また、運動すると血液中の糖分を筋肉組織や脂肪細胞に届けるタンパク質・グルコーストランスポーターが活性化するので、糖尿病の予防にもなります。

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