団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

整形外科医院の開業・運営には大金が必要です

2014-09-15 09:30:28 | 健康・病気

総合病院で診察を受けるのには「3時間待って3分間診療」といわれて久しいですが、病院・医院では「長時間待って数分間診療」が当たり前の状態です。その背景には、開業・運営資金が巨額な費用がかかることがあります。患者さんを数分間で診察し、人数をこなさなければ、その費用をまかなえないからです。

患者さんから聞いた「2時間30分待ってちょっとの診察時間」という整形外科医院を例に採りますと、厚労省の中央社会医療協議会のデータでは、個人の整形外科医院の平均の開業資金は土地建物で約3000万円、X線撮影装置、電子カルテ、リハビリ機器などが1900万円~2500万円です。約5000万円が必要です。

毎月の運営費は、看護師、事務職員などの人件費約310万円、医薬品費約180万円、その他が約270万円の合わせて約760万円です。診療報酬が約1100万円なので、差し引き約340万円が院長の収入になります。

ところが、開業資金の全額を銀行から融資を受けたとすれば、5年間で返済するとして、毎月の返済金が約100万円に上ります。毎月の固定経費が760万円+100万円で860万円に上れば、一人でも多くの患者さんを診療しなければ、経費を支払うことができません。

タケちゃんが整形外科実習をした兵庫県の整形外科医院は一人院長でしたが、MRI(磁気共鳴画像)も3DCT(コンピュータ断層撮影)も各1台備えていました。MRIも3DCTも販売価格は1億円です。5年間のローンで返済すると、金利を含めてそれぞれの返済額は月約200万円です。計約400万円を毎月返さなければならないとしたら、診察時間に時間をかけられないのは当たり前のことです。

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