健康長寿を実現するためには、栄養、運動、休養を上手に採り入れることだ、と考えていましたが、それらも大事ですが、外での食事や家事仕事がもっと大切だ、ということが米国のハーバード大学のグラッセ教授の調査で明らかになりました。
東京都リハビリテーション病院の林泰史院長がＮＨＫラジオの健康ライフで「健康長寿のコツ～世界の研究報告」で話していました。それによりますと、グラッセ教授らはアメリカの高齢者３０００人に対して家族状況、病歴などを１３年間にわたって調査しました。
その結果、レストランでの食事や映画鑑賞、カードゲーム、趣味の会、スポーツ観戦、小旅行の参加、家事仕事や買い物など社会的・生産的な行動に取り組んでいる高齢者は、ウォーキングやスポーツジムなどで運動しているお年寄りに比べて長生きだったといいます。
とりわけ、長寿に役立ったのは家事仕事だったそうです。週に２、３回、１時間程度の運動では健康増進には役立ったものの、長生きには関係がなかったそうです。
タケちゃんは洗たく、掃除、アイロンかけなどは苦になりませんが、料理の手際がいま一つです。カミさんには「男の料理教室に通ったら」と言われています。時間に余裕ができたら、料理教室に通いたいと考えています。そうなれば、家事仕事のレベルがぐんと上がります、きっと。
