団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

友人はiPS細胞による網膜の再生に期待!

2012-10-13 09:45:07 | 健康・病気

山中伸弥・京都大iPS細胞研究所長(50)のノーベル医学・生理学賞の受賞で、日本のiPS細胞の研究に大きな弾みがつきそうです。文部科学省は10年間で約300億円の助成金を出すことを発表しました。

iPS細胞による研究が進み、臨床実験が一番早いと期待されているのが、黄斑変性、網膜色素変性症などの目の病気といわれています。山中さんもNHKテレビのインタビューで「黄斑変性などの治療にiPS細胞による視細胞を移植する臨床実験が早ければ、来年から始まります」と話していました。

臨床実験に熱い期待をしている一人に、私の新聞社時代の同僚のNさんがいます。60代を迎えてから、網膜色素変性症が進み、目がだんだん見えなくなってきています。Nさんの主治医は理化学研究所(神戸)の網膜再生医療研究チームの高橋政代・リーダーです。高橋さんは、山中さんが述べた視細胞移植の臨床実験の一番手と期待されている眼科医です。

Nさんは、臨床実験が始まれば、ぜひ治療を受けたい、と希望しています。視細胞が移植され、もし目が再び見えるようになったら、記者会見に出て、取材される体験を味わってみたいとも話しています。

そのNさんはいま、京都「第九」をうたう会の一人として、ベートーヴェンの交響曲第九番「合唱付」の練習に励んでいます。第二外国語はドイツ語を専攻しましたが、数十年使っておらず、すっかり錆びついています。そこで、ドイツ語に堪能な友人に頼んで、ドイツ語の歌詞の読み方を復習して、ドイツ語の「合唱」を頭に入れています。

京都「第九」をうたう会は12月19日、京都市交響楽団が京都コンサートホールで演奏するベートーヴェンの交響曲第九番「合唱付」で、高らかに歌い上げる予定です。タケちゃんは、Nさんのこうしたチャレンジ精神が大好きです。

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