品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

”モノづくりの素”の提案

2012-02-14 20:13:51 | 品質計量管理
提案 “モノづくりの素”

この提案は、円高対応でクレームの低減活動に取り組んでいる事業所にISO10012を職場で利用できるように商工会議所や計量団体が具体化して、取り入れてもらう活動してはどうか、という提案である。

例えば、品質宣教師の紹介事例の1億数千万円のクレームの原因として、秤の故障が原因の一つであったが、この対策の秤が故障しない方法や代替えの秤を適切に選ぶ方法はISO10012の中に書いてあり、その一般的な方法は「モノづくりを支える計測管理の国際規格」で講義された方法である。

大企業のようにモノ作りが深化した職場でないと、ISO10012を自己適合宣言(第三者認証に変わる方法)などして利用することは困難と思える。それは、先の秤の故障の例でも製造現場や生産技術の担当者が工程での測定器の具体的な役割を理解し、具体的な測定技術の情報を持つためには地味で継続的な活動が必要であるからである。

アジアの発展途上国より、日本の中小企業のモノづくりは深化しているので、中小企業と○○協会、○○工業会が共同でやれば大企業のような活動は実現できる。現場用に具体化したISO10012を“モノ作りの素“と名づけて、今回の共催団体で”新しい事業をはじめることを提案する。

老人のぬいぐるみ




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