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先の産経コラムの事件も、検察当局が起訴に踏み切った背景に、崔順実氏の存在があった可能性もある

2016年10月31日 | 外交

先の産経コラムの事件も、検察当局が起訴に踏み切った背景に、
ラスプーチンのような崔順実氏の存在があった可能性もある。


2016年10月31日 月曜日

「韓国のラスプーチン」朴槿恵大統領を陰で操る謎の女性・崔順実氏とは? 10月27日  

韓国・朴槿恵大統領から、演説文や機密に関する文書などを事前に受け取り、青瓦台(大統領府)の人事にも介入していたとされる女性、崔順実(チェ・スンシル)氏。

アメリカのニューヨークタイムズは10月24日、朴槿恵氏との個人的関係を利用して、大企業から財団に巨額の金を寄付させた崔氏を、「まるでラスプーチン(のように報じられている)」とたとえた。

崔順実氏とは、いったい誰なのか。

話は2014年にさかのぼる。304人の死者・行方不明者を出した大型旅客船セウォル号沈没事故を巡り、産経新聞の加藤達也・ソウル支局長(当時)の書いたコラムが、名誉毀損にあたるとして起訴され、刑事裁判になった(のちに無罪判決が確定)。

コラムで問題となったのは、朴大統領が事故の発生直後に、ある男性と密会していたという内容だったが、のちにこの男性が、一民間人の立場で青瓦台(大統領府)の人事に深く介入しているという疑惑が報道された。この男性は1998年から2004年まで、国会議員だった朴槿恵氏の個人秘書室長を務めていたチョン・ユンフェ氏だ。

このチョン・ユンフェ氏の元妻が、崔順実氏だ。

崔順実氏は、新興宗教団体「大韓救国宣教会」の総裁だった崔太敏(チェ・テミン)牧師の5番目の娘だ。

崔太敏氏は1974年、妻を銃撃事件で失った朴正熙大統領に接近し、娘の朴槿恵氏を名誉総裁に担いだ。ここから、朴槿恵氏と、崔順実氏の娘同士の関係が始まったとみられる。

1977年以降、崔太敏氏は、忠孝や礼儀の重要さを説く国民啓蒙運動「新しい心(セマウム)を持つ運動」を韓国全土で展開(農村近代化運動の「セマウル」とは違う)、全国各地の自治体や学校に支部ができ、数万人が参加する大規模な運動だった。ファーストレディー役を務めていた朴槿恵氏は「セマウム奉仕団」総裁として、運動の「顔」の役割を果たした

【参考記事】韓国の朴槿恵大統領、知人女性に演説文など事前流出 スキャンダルで最大の窮地に


崔太敏氏の人物像は謎に包まれており、権力と癒着して不正蓄財を重ねた疑惑が指摘されてきたが、朴正熙氏は顧みなかったとされる。1979年10月26日、朴正熙氏は中央情報室長の金載圭に暗殺されたが、金載圭の弁護人は控訴審で「崔太敏氏の疑惑について朴正熙大統領に進言したが、聞き入れなかった」ことが暗殺の動機の一因だったと主張した

朴正熙大統領の暗殺後、朴槿恵氏は事実上の隠遁生活を余儀なくされたが、崔太敏氏と崔順実氏は朴槿恵氏の財団「陸英財団」をともに運営するなど、朴槿恵氏を支え続けた。朴槿恵氏は「崔順実氏は、昔、私が苦しいときに助けてくれた縁」と表現しており、信頼の深さを物語る。

長らく隠遁していた朴槿恵氏は1998年、国会議員に初当選し、政治の表舞台に復帰する。このとき、個人秘書室長に据えたのが、崔順実氏の夫だったチョン・ユンフェ氏だった。朴槿恵氏の政界の側近も、このときに形作られた。

朴槿恵氏が大統領に就任後、崔順実氏との深すぎる関係が表面化し始める。典型的な例が、崔順実氏の娘を巡る騒動だった。

崔氏の娘、チョン・ユラ氏は乗馬の有力選手だったが、2014年の仁川アジア大会代表を決める2013年4月の大会で2位となり代表入りを逃した。その翌月、青瓦台(大統領府)は「乗馬協会を監査しろ」と文化体育省に命じる。「協会もチョン・ユラ氏も問題があった」という報告書を作成した課長と、上司の局長は、朴大統領が直接、更迭を指示したという。

文化体育省の許可で設立された「文化財団ミル」と「Kスポーツ財団」の理事長や理事に、崔氏の知人が多数就任し、韓国企業が計800億ウォン(約73億円)を出資していたことが報じられている。存在自体あまり知られていない2つの財団に企業が巨額の資金を拠出したことに、青瓦台の圧力があったのではないかと疑われている

先の産経コラムの事件も、当初から「無理やりな起訴」と言われていたにもかかわらず、検察当局が起訴に踏み切った背景に、崔順実氏の存在があった可能性もある。

疑惑が報じられ、崔氏とその娘は行方をくらませている。ドイツで豪邸住まいをしているという説もあるが、真偽は分からない。



(私のコメント)

韓国のパククネ大統領が、スキャンダル事件を暴露されて窮地に立たされていますが、ソウルではパククネ大統領辞任要求デモが起きている。韓国版ラスプーチンと言われるチェ・スンシル氏の存在がニューヨークタイムズに暴露された。今までも公然の秘密だったのでしょうが、アメリカの新聞に書かれては隠しようがない。

産経新聞のソウル支局長も起訴されましたが、半年にわたって韓国に軟禁状態にされた。おそらくパク大統領にとってはチェ・スンシル氏の存在を暴露されたくなかったからだろう。ならばパク大統領はニューヨークタイムズ紙のソウル支局長を起訴しないのだろうか。名誉棄損で訴えてもいいはずだ。

しかし今回はパク大統領自身が記者会見を開いて事実であることを認めた。チェ・スンシル氏がパク大統領のコネを利用して企業に不当な寄付をさせたという事ですが、単なる個人的なファンションなどのアドバイザーであったとしても、コネを利用して寄付させたとなると汚職だ。

しかし単なるファッションアドバイザーばかりではなく、国家機密事項も漏えいしていたとなると辞任問題にまで発展する。その様に書かれるのはチェ・スンシル氏一家とパク大統領一家の長い関係であり、パククネ大統領と深い関係にあった男性がチョン・ユンフェ氏であり、チェ・スンシル氏の元夫であった。

『崔順実氏は、新興宗教団体「大韓救国宣教会」の総裁だった崔太敏(チェ・テミン)牧師の5番目の娘だ。崔太敏氏は1974年、妻を銃撃事件で失った朴正熙大統領に接近し、娘の朴槿恵氏を名誉総裁に担いだ。ここから、朴槿恵氏と、崔順実氏の娘同士の関係が始まったとみられる。』と記事にありますが、チェ・テミン氏は新興宗教団体の牧師だった。

この辺から韓国のラスプーチンと言われる所以なのでしょうが、パククネ大統領に直に会えるのはチェ・スンシル氏だけだと言われる。まことにおどろおどろしい話ですが、政治にどの程度関与していたかはまだはっきりとはしていない。

現在の韓国は、内政、外交、防衛、経済と問題続出であり、パククネ大統領では収拾がつかないだろう。セウォル号事故の時にあっていた男がチョン・ユンフェ氏であったかどうかは分からないが、パククネ氏はかつて新興宗教関係の団体の名誉総裁であった。

このスキャンダルで。パク大統領の支持率は10%台にまで落ちましたが、反日カードは既に切ってしまっている。竹島に上陸したり天皇への謝罪を要求しても効き目はないだろう。これこそまさに仏罰であり、仏像を盗んで返さない祟りがパククネに下されたのだ。


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