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2016年、桜ケ丘の公示地価は1平方メートル16万円。過去の最高価格は88年の同77万円だ。

2016年08月31日 | 経済

2016年、桜ケ丘の公示地価は1平方メートル16万円(3丁目)。
これに対し、過去の最高価格は88年の同77万円だ。


2016年8月31日 水曜日

空き家だらけの住宅地、首都圏で拡大中の実態 8月8日 週刊ダイヤモンド

 「見た目は閑静な住宅街でも、実際は空き家ばかりですよ……」

?東京都多摩市の聖蹟桜ヶ丘──。かつて「多摩の田園調布」と呼ばれた郊外型の高級住宅地である。都内の地理に明るくなくとも、スタジオジブリのアニメ映画「耳をすませば」(1995年)の舞台となった高台の街、と聞けばピンとくる人も多いだろう。

?京王電鉄(当時・京王帝都電鉄)が自らのお膝元、「聖蹟桜ヶ丘駅」の南側を開発し、「桜ヶ丘住宅」として、62年から1区画平均100坪で分譲をスタート、計約1300戸を販売した。

 「新宿駅」へは特急で約30分。高度経済成長期の人口急増に合わせて、郊外に次々とつくられた大規模宅地の代表的存在である。

?ただし、もともとは人が住もうとしない不便な場所を開いただけに、分譲地の入り口から中心に当たるロータリーに至るには、高低差50m超の「いろは坂」を1km近く上り続けなければならない。

 「耳をすませば」で、ヒロインが高台に立つ家からの風景に「空に浮いているみたい」と感激するシーンがあるが、高齢化が進む“リアル”の住民にとっては、もはや苦行以外の何物でもない。

?ロータリー周辺にはバスを待つ高齢者ばかり。冒頭のように街の荒廃を嘆いた男性もその一人で、この土地に移り住んでから、すでに35年がたつという。

 「子どもたちは皆、家を出て都心に引っ越し、高齢者となった親世代だけが残されました。今では、街中で幼い子どもの姿を見ることはほとんどありません」

?実際、住宅街を歩いてみても、夏休み中にもかかわらず、子どもの姿は見当たらない。一方、長年放置されているであろう草木の生い茂る空き家はすぐに見つかった。

?2016年、桜ケ丘の公示地価は1平方メートル16万円(3丁目)。これに対し、過去の最高価格は88年の同77万円だ。地区計画で定められている最低敷地面積164平方メートルの区画でさえ、バブル末期の1.27億円から、2640万円へと、1億円下落したことになる。

?だが、それでも買い手は容易には見つからない。

「駅まで距離があり、通勤に苦労する郊外型の新興住宅地は、現代の子育て世代には何の魅力もない」と言うのは、都内の不動産鑑定業者だ。「今、聖蹟桜ヶ丘のような空き家だらけの住宅地が、首都圏でどんどん拡大している」(同)という。



(私のコメント)

住宅問題は、長年の日本の問題でしたが、今時住宅問題を耳にする事が無くなった。むしろ空き家問題が大きくクローズアップされてきており、郊外の住宅地は空き家が増え続けている。バブル末期は1億2700万円した住宅用地が今では2640万円に暴落して1億円も下落してしまった。

それだけ借金して買った人は、1億円分損しただけでなく金利の支払いで2億円近く支払った勘定になる。いったい何のために働いて生活して来たのか分からなくなりますが、住宅が1億円以上もすればこれはバブルであり、スペインでもEU統合で住宅ブームになり1億年住宅が出現した。中国でも1億円マンションが出現した。

確かに今から40年前の1980年代は、団塊の世代が若くて働き盛りであり、マイホームを持つことが夢だった。私も住宅が買いたくていろいろと探し回ったが、高くて手が出せなかった。いつまでもこのような住宅ブームが続くとは思っていなかった。いずれ暴落する日が来ると信じていた。

そして現在では、1億円の住宅地が二千万円台で買えるようになった。利用価値は昔も今も変わりが無く都心まで特急で30分の通勤になる。しかし駅まで歩いて30分では高齢者には厳しい。しかし環境は最高でありまさに高級住宅地であり、当時は理想の住宅だった。

確かに特急で都心まで30分は便利だか、特急は年中走っている訳ではなく乗り遅れてしまえば次の特急まで待たなければならない。更に駅から自宅までバスやタクシーでは時間も通勤費用もばかにならない。しかし若い時はそのような通勤も気にならなかったが、現代の夫婦共稼ぎの世帯ではとても住めない。

23区内でも一戸建てが4千万円台で買えるようになり、郊外のマンションや戸建て住宅は需要が無くなってしまった。都心では超高層マンションが次々と建てられて投資用にも買われている。私自身も住んでいた土地にビルを建てて最上階に住んでいますが、収益物件でもありローンの返済が終われば年金代わりになる。

空き家問題の解決策としては、高額所得者は平日は都心のマンションに住んで、土日の週末は郊外の庭付き一戸建てに住むようにしたらどうだろうか? 桜ヶ丘住宅は4千万円台で買えるようになり、通勤には不便だが環境は最高であり広い庭いじりなど楽しめる。

私自身もずっと副都心のビルに住んでいるが、やはり週に何日かは郊外の庭付きの一戸建てにも住んでみたい。子供の頃は庭付き一戸建てで育ったから太陽がさんさんと降り注ぐ郊外住宅も捨てがたい。隣近所などのビルのオーナなども自宅は郊外に住んでいる人が多い。

だから住宅ローンなども、セカンドハウスにも認めるべきであり、それが空き家対策にもなるのではないだろうか。私はセカンドハウス用に千葉にアパートを建てたがやはり千葉では遠すぎて電車賃もバカにならない。桜ヶ丘なら電車賃も片道300円くらいで済む。


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