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韓国は中国が侵略戦争責任を追及しても応じないと分かっているので黙っているのだ。

2013年06月30日 | 外交

韓国は中国が侵略戦争責任を追及しても応じないと分かっているので黙って
いるのだ。とすると結果的に日本のように応じると限りなく追及される(産経新聞)


2013年6月30日 日曜日

韓国侵略には目を瞑り… 中国と過去抜き“蜜月ムード” 6月29日 産経新聞

朴槿恵(パク・クネ)大統領の中国訪問は韓国では「中国が異例の厚遇」「中国に朴槿恵ブーム」「朴大統領が華麗なファッション外交」「“経熱政冷”から“経熱政熱”へ」などと大々的に伝えられている。

 「経熱政熱」とは、これまで経済に比べ政治はいまひとつだった両国関係が、今後は経済も政治も緊密になるという意味だ。見栄えのいい女性大統領の人気もプラスアルファになっているが、今や中国と韓国は“蜜月ムード”だ。

 韓中は1992年の国交正常化以来、21年たつ。しかしこれまで多くの首脳会談が行われてきたにもかかわらず不思議なことに両国の“過去史”が問題になったことはない。

 韓国にとって中国は過去、朝鮮戦争(1950~53年)の際の侵略者であり、南北分断固定化の元凶である。当時の毛沢東は北朝鮮の金日成(キム・イルソン)の韓国侵略戦争を支持、支援した。さらに韓国・国連軍に反撃された後、中国の軍事介入がなければ韓国主導による南北統一も可能だった。

 韓国は当然、その戦争責任、侵略責任を中国に問うべきなのに終始、黙っている。今回の大統領訪中に際しても、政府はもちろんマスコミも識者も誰もこの“過去”を語ろうとはしない。6月は朝鮮戦争開戦63周年だったにもかかわらず。

 日本に対し“植民地支配”の過去を限りなく追及し続ける態度とは対照的だ。

 韓国は日本が公式に「謝罪と反省」を繰り返しているのに執拗(しつよう)に日本との過去史を追及し「謝罪と反省」を求めてきた。この違いは何なのか。

 韓中国交正常化の際、このことを韓国当局者に質問したことがある。回答は「中国の戦争責任と日本の植民地支配とは違う」といい、「日本の方が責任が重いから」といわんばかりのものだった。

 しかし戦争被害や南北分断、統一妨害など現代韓国への悪影響を考えれば中国の戦争介入責任の方が重いという見方も可能だ。それに韓国にとって日本の支配は近代化というプラスの副産物(?)ももたらしたが、中国の韓国侵略戦争には何のプラスもなかったではないか。

 今回、朴大統領訪中を前に、韓国マスコミの中国専門家を囲むセミナーでこれが話題になった。筆者の質問に対し彼は、中国に過去を追及しない理由として「中国と日本とは体制と価値観が違うから」といい、さらに韓中関係の基本として「求同存異」を挙げた。

 つまり、日本は自由民主主義体制の国だから「謝罪と反省」はちゃんとすべきで、かつしてくれるはずが、中国は体制が違うので要求しても応じないから、という趣旨の答えだった。

 韓国は中国が侵略戦争責任を追及しても応じないと分かっているので黙っているのだ。とすると結果的に日本のように応じると限りなく追及される?

 韓国は中国とは朝鮮戦争の評価(侵略かどうか)を含む歴史認識がまったく異なる。しかしだからといって中国を非難、糾弾などしない。経済や政治など実利のためには中国と仲良くし、ご機嫌をうかがわなければならないからだ。

 それが「求同存異」-日本でいう「小異を残して大同につく」である。現在、歴史認識問題をはじめ日韓の過去がらみの対立もいわば「小異」である。すぐに解決できないものにはこだわらずお互い棚上げすればいいのだ。セミナーでは日本に対しても「求同存異」でやってほしいものだ、と言っておいた。(ソウル・黒田勝弘)


(私のコメント)

韓国外交は米中の狭間に入って、アメリカや中国に大歓迎されていますが、これは中立国とは違って危険な外交だ。アメリカと韓国は同盟国であり、韓国は地政学的にアメリカと日本の支援無しには成り立たない。しかし経済的には中国無しには成り立たず、双方の言いなりになることしか選択の余地は無い。
 
アメリカも中国も韓国は自分たちの従属国だと思っているから、米中がうまくいっている時はいいが、米中が対立したときにはまた裂き状態になる。これが単純な中立国とは違うところであり、双方に服従を誓う事は状況が変われば双方から裏切り者扱いされかねない。だから朝鮮半島は南北に分断されたのですが、朝鮮民族は自主独立の気概が無いから大国の言いなりになり、アメリカと中国で朝鮮半島は二つに分割された。
 
もし朝鮮民族が一つにまとまり、アメリカか中国のどちらかに忠誠を誓っていれば、朝鮮半島は分割される事もなかった。これは日本の歴史を見ても同じであり戦国時代の強国に挟まれた小国はどちらかに人質を送って従属したが、徳川家康も人質だった。強国に挟まれた小国はどちらが強いかを見きわ目を誤ると国が無くなる。徳川家康も織田信長に付いたから生き延びる事ができた。
 
日本も同じであり、アメリカと中国を比べればアメリカの方が圧倒的に強国であり経済的にもアメリカの方が圧倒的な経済力を持っている。だから日本はアメリカに従属していますが、もし米中の勢力が逆転すればアメリカと手を切って中国に付かなければならない。大東亜戦争に負けたのも米中と双方と戦争したから負けたのであり、どちらかを味方につけてから片方と戦争するのが鉄則だ。
 
韓国のパククネ大統領はこのような戦国の常識を持っていないから、米中双方とうまくやっていけると思い込んでいる。しかしアメリカと中国は軍事的にも経済的にもいずれ対立する時が来る。既に水面下では対立していますが韓国の大統領には分からないらしい。中国は経済大国になってから諸外国に中華意識で接するようになり悪い病気が出てしまった。
 
日本は、歴史的に見ても世界の覇権国家と同盟を組むことで外交を行なってきた。18世紀にはオランダと手を組んで19世紀には大英帝国とぉ同盟を組んで、20世紀にはアメリカと同盟を組んできた。昭和初期にも世界の覇権国家の交代時期がありましたが、戦争などが起きて不安定になる。大東亜戦争も大英帝国の衰退を見抜けなかったからアメリカと戦争する羽目になった。
 
もし大英帝国がアメリカを上回る強大国だったら、日英でアメリカを押さえ込めたが、大英帝国は第一次大戦で衰退して行ってアメリカに覇権を譲りつつあった。だから満州や中国の利権をアメリカに任せてアメリカと同盟を組んでいれば大東亜戦争は防げたかもしれない。このように世界の覇権が移動するときは日本も注意深く同盟国を選びぬかなければなりませんが、徳川家康のような冷徹な忍耐と能力が必要だ。
 
中国や韓国は戦後に生まれた歴史の浅い国であり、王朝が交代するたびにそれまでの歴史は抹殺されて同じ事を繰り返している。日本では平家に付くか源氏に付くかで小国の運命は分かれたし、戦国でも徳川に付くか豊臣に付くかで小国の運命は分かれた。小早川のようにどっちつかずでは国を滅ぼすし徳川有利と見れば豊臣恩顧の大名も徳川に付いた。NHK大河ドラマでも会津藩の悲劇は覇権の交代が見えなかったからだ。
 
アメリカと中国の覇権争いを日本は注意深く見守っていく必要がありますが、アメリカもいつまでも超大国ではなく衰退する時が来る。しかしアメリカの歴史もまだ浅くてシェールガス革命でアメリカの覇権はまだ続くだろう。韓国の悲劇は中国に近すぎて地続きである事だ。だからこそ2000年に渡る従属国でしたが日本やアメリカの海洋勢力の影響で韓国が生まれた。しかし韓国は再び中国の支配下に入ろうとしている。だから日本とアメリカは韓国を見捨てる時が来るかもしれない。
 



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