株式日記と経済展望

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翻訳家の仕事はグーグルが仕上げてきた文章の校正がメインになるのだろうなと思う。

2017年03月31日 | その他

翻訳家の仕事はグーグルが仕上げてきた文章の校正がメインになるのだ
ろうなと思う。いずれはそれも必要がなくなるくらいの精度を獲得するだろう


2017年3月31日 金曜日

グーグル翻訳がすごいことになっていた!英訳・和訳も自由自在! 3月30日 松岡祐紀

グーグル翻訳が進化して、実用レベルでも使えると昨年から話題になっていた。

そして、今年に入ってさらにベトナム語、ロシア語なども追加され、ますます便利になっている。

最近、英文契約書を翻訳する必要があり、疑心暗鬼になりながらも、グーグル翻訳に放り込んでみた。

英文:

The territory covered under this Agreement shall be the entire continents of Asia and Oceania to which the Distributor shall have all exclusivity to distribute all and any
present or future products of the Exporter regardless of kind quantity, hereinafter called the “Territory” <type or nature> unless the distributor expressly releases the Exporter in writing.

グーグル日本語訳:

本契約の対象となる領域は、アジア、オセアニアの全大陸であり、ディストリビューターは、その種類、数量、種類、性質にかかわらず、輸出者の現在および将来のすべての製品を独占的に頒布するものとします ディストリビューターが明示的に輸出者を書面で公表しない限り、「テリトリー」と呼ばれます。

ええじゃないか!

もう、これでいいのではと思うクオリティだ。しかも、今回はただ英文の日本語訳を便宜的につけるだけなので、それほどの精度は求められていない。そのような場合はこれで十分だ。

では、英訳はどうだろうか?

311の震災があったときに日本全国が自粛せよという空気に包まれた。そのときに下記ブログを書いた。

それに共鳴してくれたプロの翻訳家が英訳をしてくれた。

日本語文:

復興の道は長く険しい道になるかもしれない。そうであるならば、いち早く「表面的な自粛」こそ自粛して、平常時の生活を取り戻すべきだ。節電することも重要だが、歓送迎会を中止しても節電にはならない。おいしものを食べて、楽しい思いを自粛しても、被災した人たちの悲しみは変わらない。たくさんの人たちが楽しみにしていたようなイベントを中止することによって、人々から活力を奪い、ひいては経済に壊滅的なダメージを与える。

グーグル英訳:

The way of reconstruction may become a long and steep road. If so, we should refrain from "superficial self-restraint" as soon as possible and regain normal life. It is also important to save electricity, but it will not save electricity even if you cancel the welcome party. Eating good food and refraining from having a pleasant feeling does not change the sorrow of the affected people. By stopping the events many people have been looking forward to, it will deprive people of their vitality and eventually devastating to the economy.

プロの英訳:

The road to restoration may be a long, steep path. If that's the case, we should restrain from superficial "self-restraint" and return to our normal lives. It's important to conserve electricity, but cancelling a farewell party will not save power. Even if we restrain from eating tasty food and happy times, the grief the survivors feel will not change. If we continue to cancel events that many people will enjoy, the people will lose vigour and eventually the economy will suffer catastrophic damage.

悪くないんじゃない?

文法的にすごく違和感があるのは「 By stopping the events many people have been looking forward to」というところで、プロは「If we continue to cancel events that many people will enjoy」と訳している。

原文は「たくさんの人たちが楽しみにしていたようなイベントを中止することによって」だが、日本語特有のこのような主語が不明確なものに関しては、まだ改善が必要だと思うが、それでもニュアンスは伝わっている。

下手は翻訳よりも、グーグル翻訳のほうがよほどいいと思う。特に契約書など定型がある和訳や英訳に関しては、現時点でも精度が高く、それほどの修正を必要としない。

くだけた文章が多いブログなどはまだまだ校正が必要だとは思うが、それでも自分で一から英訳するよりも早く確実に英訳できるのではないだろうか?

すげえ時代になったもんだな。

英訳でも和訳でも今後は下訳などはいらなくなり、翻訳家の仕事はグーグルが仕上げてきた文章の校正がメインになるのだろうなと思う。そして、いずれはそれも必要がなくなるくらいの精度を獲得するだろう。

ただ下記のような日本文が抽象的な場合は、まだまだ精度が低い:

原文:空気の力を利用し根元からふんわりとした持続性の高いウェーフ?を最小限にタ?メーシ?を軽減しなか?ら実現します。

グーグル翻訳:We utilize the power of air to realize a highly persistent wave that is fluffy from the root while minimizing damage.

プロの英訳(ネイティブチェックあり):Air Wave technology utilizes air to lift your hair softly at the roots while minimizing stress to your hair. Our Air Wave styling gives you the resilient long-lasting waves that attract attention.

友人の美容室の英訳を請け負ったのだが、ここまでくると、プロの英訳が完全に原文を上回り、日本語文よりも意味が明確な素敵な感じに仕上がっている。キャッチコピーなどの主語が特にないものに関しては、やはりまだまだ使えないが、それも今後改善されていくだろう。

意味さえわかればいい翻訳などは今後はすべてグーグルで問題ないし、きちんと主語を入れるようにしておけば、グーグル翻訳の精度は飛躍的に上がるので、英訳をしたい場合は最初からそのように書けばいい思う。ちょっと実際に試してみた:

原文:Air Wave technologyは空気の力を利用し根元からふんわりとした持続性の高いウェーブを最小限にダメージを軽減しながら実現します。

グーグル翻訳:Air Wave technology utilizes the power of air to realize while maintaining a minimum of damage with high sustainable waves that are fluffy from the root.

プロの英訳(ネイティブチェックあり):Air Wave technology utilizes air to lift your hair softly at the roots while minimizing stress to your hair. Our Air Wave styling gives you the resilient long-lasting waves that attract attention.

わ、悪くはないけどね。

ふんわりが・・・・・直訳すぎる。

結論:グーグル翻訳で英訳をさせたい文章を書く場合は、主語をきちんと書き、なおかつ「ふんわり」など抽象的な単語を避けるとうまくいくということです。

でも、あと1年もすれば、それも改善されているでしょうね・・・・・


(私のコメント)

昨日の続きになりますが、コンピューターの性能の向上やソフトの蓄積などによって、仕事もどんどんコンプーターがしてくれるようになるだろう。誰もが持っているスマホが自動通訳などをしてくれるようになり、国際会議などもいちいち同時通訳などはスマホがしてくれるようになる。

日常会話程度なら既にスマホのアプリがあるようです。音声認識もコンピューターの性能向上で早くなっている。数年前でも翻訳ソフトを買って英語を日本語に訳してみたことがありましたが、意味だけは何とかわかりましたが日本語になっていなかった。

ところが最近のAIの進歩で、定型的な文章ならほとんど手直ししなくても日本語の文章になっているようです。問題は日本語から英語に翻訳した時の精度の問題ですが、松岡氏の記事によれば定型的な文章ならかなり良くなっているそうです。「株式日記」も近いうちに英語版やその他の言語に翻訳してサイトを作ってみたいものです。

私は中学生の頃から英語が苦手で、単語を辞書を引きながら記憶することに非常に労力の無駄を感じた。膨大なデーターを記憶することはコンピューターの特質であり、将棋や囲碁などもコンピューターは数億通りの手を記憶していて、その中から一手を選び出す。

だから人間がなすべきことは記憶力を鍛えることよりも、思考力を鍛えることが大切であり、判断力や認識力や創造力などを鍛えないと、単なる記憶力がいいだけの秀才は何の役にも立たなくなる。大学の入学試験なども「傾向と対策」をしっかり覚えておけばなんとかなるものが多く、単なる記憶力テストだ。

英語の先生などからは、辞書を引けと何度も言われましたが、このような単調な作業はコンピューターにやらせたほうが数億倍も効率がいい。それよりも鍛えなければならないのは作文能力であり、これは毎日書かなければ鍛えられない。「株式日記」も当初はタイピングに慣れるために書いていましたが、作文能力も身につくようになった。

学校の授業にも作文の時間はありますが、英語を学ばせるよりも作文を時間を増やすべきだ。英語や外国語などはコンピューターに任せればいい。ところが現在の学校教育は昔ながらの教育であり、記憶力中心の教育だ。しかし記憶力では人間は絶対にコンピューターにはかなわない。

人生において一番大切なのは、判断力を鍛えることであり、判断力は秀才も鈍才も大した違いはなく、真実をいかに見抜いて判断を下すことであり、学校の先生方の中には常識はずれの判断力に問題のある人がかなりいる。大川小学校の先生方もそうだし、先日雪崩で高校生が8名も亡くなられましたが、雪崩注意報が出ているのにラッセルをやらせた。

英語の先生にしても、英語検定を受けさせたら一級以上に合格したのは3割程度にとどまり、これでは日本人の英語力が向上しないのも当然でしょう。極論すれば英語の授業はなくしてコンピューターの使い方を教えたほうがいいのではないかと思う。そのほうが英語や外国語の習得に役に立つ。

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23 コメント

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ネット検索の巧妙詐偽 (豊臣秀吉)
2017-03-31 12:05:06
>ヤフー知恵袋って、悪意内容多いですよね  これも酷い!

子供向けの検索サイト「キッズgoo」が言語統制を開始した -- 例えば「竹島」を検索しても一件しか出ないに対し、「独島」は30200件、これは一体どういうことだ?

http://kids.goo.ne.jp/ ←「キッズgoo」

・「竹島」 検索結果 1 件!
・「独島」 検索結果 30200 件

・「伊藤博文」 検索結果 1 件!
・「豊臣秀吉」 検索結果 3 件! 
・「安重根」 反日テロリストの検索結果 8210 件
・「閔妃」 検索結果 4330 件
・「柳寛順」 検索結果 351 件

比較に、「次からは機械が集めた結果だよ」をクリックすると、

・「伊藤博文」 の検索結果 30401件!
・ 「豊臣秀吉」の検索結果 78903件!

つまり、豊臣秀吉、伊藤博文の検索結果が少ないのは人為的工作によるものだ
http://ameblo.jp/lancer1/entry-10010242656.html   
2013/12/03(火)
Unknown (Unknown)
2017-03-31 12:24:13
綺麗な日本語だから誤訳に気が付かない危険性が増す - GOD_tomato の ...

Ceron - 本当にあった怖い誤訳 グーグル頼みは危険? 翻訳サービスの ...

グーグル翻訳やFacebook翻訳の誤訳が危険!
精度は上がってきていますが (noname)
2017-03-31 13:02:26
Google翻訳はたまに利用しています。便利ですね。

機械翻訳をそのまま見ても意味がわからないところもまだまだありますが、人間同士のコミュニケーションから誤解がなくなることもないので実用レベルには大分近づいていると言えます。
考える人考えない人 (Unknown)
2017-03-31 14:01:54
知能には“インテリジェンス”と“インテレクト”のニ種類があると言っている。 インテリジェンスというのは、量的に測定できるような、すなわち(入学試験のように)あらかじめ解答が ...

「インテリジェンス」と「インテレクト」
どうも本をよく読む父のような人間がちっとも利口に見えなくて、本を読まない母が利口だと認められるのは、何故。 渡部昇一
Unknown (Unknown)
2017-03-31 15:42:12
今から15年ぐらい前に英日の翻訳ソフトを買って使った経験があるが、翻訳の結果は絶望的なものだった。あのころに比べ、現在のパソコンの能力は100倍は進化している。サーバ側のコンピュータはもっと高い能力を持っているはずだから、翻訳作業の成功は約束されていた。

語学のように時間をかけてひたすら覚えるしかない学習はコンピュータでは一瞬で実現できる。プログラムの言語ですら、翻訳型の言語が主流になりつつある。15年前では予想もつかなかった展開だ。
翻訳現場 (ドイツ在住)
2017-03-31 16:03:32
先日も英日の翻訳を仕上げた「プロ」の翻訳家です。

Unknows さんの書いているように、ちょっと一読してよさそうな翻訳になっているだけ、かえって「非常に」危険ですね。仕事で利用するなら、それを見抜ける実力のある人だけにするべきです。

私の仲間内では、ひどい翻訳に出会うと、「Googleにぶっこんで適当にやったんじゃないの」といって笑っていますよ。
これからの日本で重用される才能 (kashin)
2017-03-31 17:04:02
天才は時代が作る。村山節氏の研究によれば様々な分野の天才は、ある時期は政治軍事外交諜報の天才が、別のある時期は文芸・芸術などの文化分野の天才が、また別のある時期は宗教・哲学分野の天才が、固まって登場し、歴史に足跡を残しています。
では今の日本ではどのような天才が出てくる時期かと言いますと、1600年前の六朝時代の中国大陸と同じです。書聖・王羲之や大詩人・陶淵明のような、芸術・芸能・文芸・科学技術などの創造力溢れる文化分野の異質な天才たちです。東大を優秀な成績で卒業できただけの、型(マニュアル)通りの作業(ルーティンワーク)の天才ではございません。デザイン分野で言えば、豊富な専門知識を創作ではなく盗作に使うような人物ではなく、専門知識では劣るが創造力のある素人(トーシロ)たちを、時代は求め推してくれるというわけです。
支配者・支配体制も時代が作る。プラブハット・ランジャン・サーカーの研究である社会循環の法則によれば、
社会の支配者は武人エリート・知識人エリート・金持ちエリートの順に入れ替わる。その周期は凡そ八百年である。これからの日本の向こう120年間の支配者は、800年前の日本、鎌倉時代と同じです。鎌倉武士団のような、知識・学歴ではなく、武力に拠って立つ金持ちエリートです。これからの日本は専門知識とその証明材料である学歴は、ほぼ無益になっていくでしょう。
今後250年間自衛隊の地位と評価は上がる一方です。
その真逆が知識人エリートです。豊富な専門知識とその証明材料としての高学歴をウリにする、東大辺りを優秀な成績で卒業できただけの奴らの社会的地位と評価は下落の一途です。宗教家や宗教団体も同じです。遅かれ早かれ最悪織田信長軍に虐殺された、比叡山延暦寺の破戒僧どもと同じ目に遭うでしょう。
さらに、何かのプロとして大切な資質というのは、一に職務への誠実さと倫理観(モラル)・二に判断力・決断力・直感力・創造力、一言で言えば技術力・三に豊富な専門知識です。「記憶力よりも判断力が大切」と言うブログ主さんは正しい。
>翻訳現場 (ドイツ在住) (Unknown)
2017-03-31 18:22:41
>グーグル翻訳例

It is a translator of "Pro" who finished the translation of English day the other day.

As Unknows says, it is a very "very" dangerous thing just because it is a translation that seems to be reading a bit. If you use it at work, you should only make it available to those who have the ability to see through it.

Within my companion, when I meet a terrible translation, I am laughing to say "I did not do it properly with Google.
↑     ↑
https://translate.google.co.jp/?hl=en&tab=TT
Unknown (Unknown)
2017-03-31 18:31:43
所詮、機械には日本語の微妙な機微の言語を英語などに翻訳できるはずがない。第一、日本語の語彙の多さに比べ、英語で表現できる語彙がない。日本文学の奥の深さなど外国人には絶対に理解できない。DNAが違いすぎる。
英語は所詮ビジネス言語である。あの大数学者である岡潔氏でさえ、数学は情緒であると断定している。情緒こそ日本語の神髄と思うが、TORA氏はどう思うのでしょうか?
A fistful of dollars (智美子)
2017-03-31 18:36:31
「荒野の用心棒」

A fistful of dollars 「一握りのドル」が直訳
機械翻訳は「荒野の用心棒」負けたと言った処でしょうか、翻訳家の知識が無ければ「一握りのドル」でしょう、御馴染みクリントイ-スト ウッドの映画の題名です、機械翻訳は此処まで来ています。翻訳家として大切なのは翻訳する文章の世界を正しく知っている事、機械部品や作業マニアルの翻訳は学校の英語の授業では無理ですよ、マニアルの英語版ドイツ語版イタリア語版スペイン語版ロシア語版アルファベットの国は何とか成ってもロシア語版は辛すぎるのですが、意味だけを知ろうとすれば、ロシア語から英語と繁体中国・日本語と3か国ぐらい機械翻訳すれば作業は出来ます。部品の購入などバルト3国のラトビアからも正確に取れます。
今やそんな時代です。相手に与える印象を思い図る難しい内容は無理ですが、アメリカに無い独国に無いイギリスに無い、
 部品のあるのがネ-デルランド(オランダ)に有れば、ラトビアに有れば現地語と英語に変えた文章で発注しています。機械翻訳を実践で活用して一番困るのは、商品が予定より遅い、発注後且送金後無い等の事態です。要求がえらそうに成っていないか等、大変気を使います。しかし当方にはそんなに語学に堪能ではありません。機械翻訳は最低3か国以上の見比べで大意を伝えるようにしています。
 最初に書いた「荒野の用心棒」機械翻訳しかできない技です。翻訳家で一般の文章の翻訳以外に専門知識を兼ね備える様にすればまだ20年先まではアルファベットの言語でも食べられるかもしれません。
 後は古語、オペラの翻訳等やWW2以前の言葉の意味の変化使い方に通じる事でしょうね。
 私の世界は機械関係ですので現状大変機械翻訳に満足しています。

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