そろそろネタが尽きたといいつつ、もう一つ。
これまでもコメントで修羅(しゅら)という言葉が出てきたが、これはようするに斜面に滑り台を作って、そこに伐りだした木材を滑らせて集材するもの。通常は、伐った丸太をそのまま利用して作り、ほかの木を滑り落とした後に、修羅にした丸太も落として全部搬出する。だから、作業終了後は跡形もなくなり、現存しない。
少し前まで岡山でまだ使われていたと聞くが、確認していない。
残念ながら、私はそんな修羅の写真を持っていないので、代わりにコレ。
合成樹脂製の現代版修羅だ。修羅は、作業道を敷くこともなく、エネルギーも使わないしコストもかからないという特長があるのだが、今や修羅を組んで運用できる人はほとんどいない。そこで、もっと簡単に、誰でも使える修羅として、FRP製の修羅が考え出された。これは実験用。
もちろん運び出される木材は小径木に限る。主に薪や木炭・シイタケ原木の搬出用だ。ただ、その場で組み立てるのと違って、山の中をかさばる修羅を担いでいかねばならないから、手間は結構かかる。こんなの設置する暇あったら、薪を担いで降りられる…という声もある(^^;)。
なかなか普及は難しそうだ。
http://www.ntv.co.jp/dash/
なるほど、こんな「競争」だったんですね。まあ、基本的には作り込んだ出来レースだろうけど。残念ながら昔の映像の紹介はなかった。
到着後、運んだ丸太でチェンソーアートをやってくれるとよかったんだけどなあ。林業ネタをやってしまったから、もうチェンソーアートの企画は持ち込めないか。
hideshiさん、
「事件の現場」は、もう40年も前に終わっていますよね(^^;)。奥さんによろしく。
木馬の映像もあった。
動く昔の映像を見られたのが、一番の収穫でした。
陸と川の「競争」の部分は、まあエンターテイメントだから
どうでもよいかなっと感じましたが・・
今もなお生きる技術の部分、
丸太乗りできるおんちゃんとか、私もお会いしてみたいっ!
やえんも、モノレールも久しく触っていないです。
それにしても、那賀川の水面、深い山々、懐かしくて、
きれいで、見とれてしまいました。
録画したけど、見ますか?
(録画に成功していればですが・・・汗)
当方のブログに投稿してしまったのですが、もしよろしければご覧ください!
ってやりますね。陸ルートと川ルート、
楽しみです。
おお、この歌のしゅらは修羅だったのか。気がついていなかった。で、どちらの修羅だろう? 古代遺跡か林業道具か…。でも、帆掛け舟に修羅は関係あるの?
修羅は滑り台で、しゅしゅしゅ、が木馬…なんてことはないよな。
小さいころ母に教わった歌が忘れられなくて、
♪金比羅船ふね 追い手に帆かけて修羅しゅしゅしゅ 回れば四国は讃州那珂のごおり・・
の修羅を大学で習ったときはおお!と思いました^^;
口伝えに覚えた歌だから、しゅらしゅしゅしゅが修羅とは思ってなくて。
修羅の意味がわかってからも、しゅしゅしゅのところが木修羅に似合ってるような気がして。
昔の人も、音の響きと縁起の良さで修羅と名づけたのかもしれないですね。
古代遺跡から出土した修羅は、大きな木橇のことで、木馬に通じます。ところが、なぜか林業の修羅は…。理由はよくわからない(^^;)。
こちらの説明は、
http://www.wood.co.jp/shinrinbassai/index.html
語源が成瀬さんの指摘した駄洒落というのは面白いですね。
ちなみに三ツ古墳から出土した修羅は、我が家の近くにある元興寺研究所で恒久保存処理されました。
下のBLOGの3月3日欄「駄洒落」に少し紹介してあります。 もし面白がって貰えれば幸甚
→ ttp://pabllo.cocolog-nifty.com/kobikiya/2006/03/index.html
Wikipedia修羅より
1978年3月に三ツ塚古墳(道明寺六丁目)の周濠から、大小2つの修羅が出土。4月5日から6日にかけてマスコミで大きく報じられ、4月15日の現地説明会には12,000人余りの人々が見学に訪れた。
修羅(しゅら)は、重い石材などを運搬するために用いられた木製の大型橇である。
なんか木馬道に近いよう思うんですが
言葉の由来はどうなっているんでしょう