コヨイノサンブン

日記のような、私信のようなもの。あるいは、記憶の記録。

子どもの頃のことを克明に覚えていたら面白いかも。

2005-07-21 13:15:22 | book&magazine

忙しすぎて、脳みそがかすかすになってしまっている感じがしたので、
久しぶりに本を読みました。
狗飼恭子、さん。
古本屋さんで105円でした。

今まで何となくその人の作品は敬遠していたんですけど、
ちょうどその時自分が欲していたものにマッチした感じで、よかったです。

『冷蔵庫を壊す』(幻冬舍文庫)
小学生の恋心を描いているんですが、
読んでいると思い出しました、自分の子供の頃。

小さい頃の自分は、子供であることが恥ずかしくて歯がゆくて、
とにかく早く大きくなりたいと考えていたことを覚えています。

例えば、変な模様の服を着なきゃいけないことだとか
変な自転車に乗らなきゃいけないことだとか
習い事をさせられることだとか(以上は親の趣味の問題)
夏休みなのに平日は毎日ラジオ体操とプールと
ドッジボールとトランペットの練習をしなきゃいけなかったことだとか。
(ハードな小学校でした)
ああ、あと、どこへいくにも、大人が一緒じゃなきゃいけないこともいやだった。これもなぜか恥ずかしかった。

大きくなって、自分でいろんなことが決められるようになって
つくづくよかったと思います。

最新の画像もっと見る