創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

合間に

2011年05月05日 | 日記

特に広い工房を構えているわけでなく、
狭い工房の中や、工房前が私の大切な仕事場。

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   粘土干し

チョッとどうかいな、と思ったが、車も私にとっては作業場のひとつとなっている。
土練機に通してあった粘土、うすく切り車のボンネットの上で乾燥。
もちろん車体を傷つけずに、そっと置いて。
 

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   愛車のボンネット

気温はさほど高いわけではないが、黒い愛車のボンネットが太陽光線を受け、
かなり熱くなってきている。 こんな機会はそんなにあるわけでなく利用しない手はない、
そう思って日の照っている間中、錆が混ざっているだろうなと思っている粘土を干した。

数日間天候に恵まれ、いつかはやらねばと思っていた粘土の乾燥、
ここ一二日(いちふつか)の間にほぼ完了し、この前から続けている泥作りを続行した。

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   どべ鉢

直径25~30センチの「 どべ鉢 」、全部で5個。
先日から泥を濾し、不純物を取り除いた泥を入れて水分を飛ばしている。
泥にしなくてはならない乾燥した土、まだかなり残っていて焦りも感じている。

と言うのも、次に作る作品の形が頭に浮かび始めてきているのだ。
何となくぼんやりとした形だが、優しい丸い形が見えている。
くっきり見えてくる前に早く泥を濾さねばと焦り始めている。

おりしも夏野菜を植える時季となり、
先日、実家の畑に植える野菜苗と我が家に植える野菜苗を買ってきた。

実家の畑にはスイカやカボチャなど、蔓が広がっても良いような野菜と、
パプリカ、キューリ、ナス、枝豆、さやインゲン、昔ながらの大玉のトマト、シソなど植えた。
母と二人、苗の買出しと苗植えで丸二日(まるふつか)費やした。

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   ゴーヤ ・ 苗

実家の畑の苗植えが終わった後、今度は我が家の畑に苗を植える準備。
夏ばてしないように、今年もゴーヤを3本植えた。

昨年実家の畑で使ったカラスよけのネット、細かい網目だが使ってみることにした。
うまく蔓が絡んでくるように、心もち角度をつけてネットを設置。

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   フルーツトマト

今年も豊作になるよう、下準備をしてあったところにフルーツトマト・アイコを。
狭い畑だが昨年と違う場所に植えたアイコとゴーヤ、何とか沢山実って欲しいものだ。

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   畑

実家の畑も我が家の畑も農薬散布は一切行わない。
店頭に並んでいるような美しい野菜ではないが、体にはとても優しい野菜である。

ジャガイモ、メークィーンも全部芽が出てきているし、我が家の畑はこれで満杯。
実家の畑では、母が次に植える野菜を何にしようかと思案中。
夏野菜を植え終わったので、秋野菜の準備に取り掛かっている。
母にとって畑は生きがいの一つとなっている。

Photo

   土の調合

3月個展が終わってからこの方、まだ一度もロクロに向かっていない。
東日本大震災のその後が気がかりで、しばらくは仕事も手に付かなかった。
ようやくこの頃になって粘土の調整など始めている始末。

と同時に畑仕事の季節が来てしまった。
一日を振り返ってみると粘土作りが優先なのか、畑仕事が大切なのか、
どちらかの合間に体を動かしている、今の私。


コメント
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