創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

白い花 ・ 赤い錆

2011年05月25日 | 日記

ドウダンツツジも散り行き、前庭にはヤマボウシが咲き出した。

Photo_5

   前庭のヤマボウシ

我が家には二種類のヤマボウシが植わっている。
勝手口のそれは心もち花も枝も大きく、不自由な足でトラちゃんが屋根に上っている。
別の一種は、前庭の畑の横にこじんまりと茂っているヤマボウシ。
このヤマボウシが先に蕾をつけ、数日前から可愛い花びらを見せてくれている。

この頃の私の行動範囲は狭く、
作品搬入に金沢に出かけたり、実家の畑の世話をしたり、
我が家の小さな畑の世話と同時に、粘土の調整を行ったり。

Photo_4

      粘土


   うすく切っていく

乾燥した粘土を泥状態にし、それを濾して粘土にする、
それを分解、掃除した土練機に通して錆が混ざっていないか確かめる、
その繰り返しの毎日である。

Photo_3

   錆

土練機から出てきた粘土、うすく切って錆などが混ざっていないかと眼を凝らすと
ところどころに錆が混ざっている。
 
とりあえず、すべての錆と不純物を徹底的に取り除き、
その粘土をまた土練機に通して再び確認。

何度も何度も同じ作業を繰り返し、錆が見えなくなったところまで到達したら、
本格的に粘土つくりに掛かろうと思っている。

でも、いつまでこの作業を続けなくてはならないのか、検討もつかない。
とりあえず、ぐっとこらえて作業を続けるしかない。

Photo

   畑のミカン

良い天気で、畑の野菜たちも一気に成長し始め、
昨日午後、ジャガイモの2回目の畝上げを行ってきた。
ついでにトマト、キューリ、絹さや、スナップエンドウの棚も補強してきた。

絹さや、スナップエンドウはすでに実っていて、早速夕飯の食卓に登場。
さやも柔らかく、すべて食べられるスナップエンドウ、軽く塩を振り、
カロリー50%オフのマヨネーズで合えれば、大好きなワインの最適な肴に。

玉ねぎもようやく丸みを帯びてきて、もう買わなくてもよさそうな気配。
消毒なしの超安全な自家栽培の野菜たち、これから順々に収穫時期を迎える。

Photo

   ミカンの花

先日まで、まだ固い蕾だったミカン、見事なくらい沢山の花を付け、
一輪二輪と花がほころび始めた。

この調子だと、秋には豊作のミカンを収穫できるだろう。
「 あんなに沢山枝を切って、」と心配していた母、
ミカンの木が真っ白になるくらいに花が咲き、母の顔もほころんでいた。

野菜たちも順調に成長していることだし、
今度は肝心の粘土作り、何とかして土練機に赤い錆が混じらないよう、
徹底して作業を続けなくては!


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 作品仕上げと畑仕事 | トップ | 森の詩(うた) »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
忍耐力、集中力、精神力を研ぎすましてのお仕事、... (かっこう)
2011-05-26 08:32:38
忍耐力、集中力、精神力を研ぎすましてのお仕事、美しいものを
創りだす為の下仕事は想像を絶します。
気分転換に草木を愛でるのは最高ですね「やまぼうし」ピンク色の
物も見かけました。
我が家の「やまぼうし」は植えたばかりで小さな花です、来年はもう少し
期待して見ましょうか。
赤く色付いた「実」は食べられるとか?
返信する
かっこう 様 (by 堂前)
2011-05-26 09:23:40
かっこう 様

おはようございます。
今日の小松、曇り空です。
午前中に歩きの運動に出かけないと雨が降りそうな気配です。

お名前が「かっこう様」ですので、今日は憩いの森に行きましょう。
しばらく出かけていませんので、また新しい発見があるかも。
憩いの森には様々な植物や木々が植わっていて、英気を頂くには最適の森です。
さて、今日はどんな植物を観察できるでしょうか。
返信する

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事