創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

雪の中で育つ、豆

2017年02月05日 | 日記

日本海側の冬は雪が降ったり、しぐれたり。
スカッとした天気はめったに続かずの毎日。
湿気が多く、ガラス窓にしずくが垂れている。

あさ、珍しく晴れていて、
いつもの部屋のカーテンを開けると美しい光景が。

朝日が東の方向から昇ったばかり。
暖房は灯油を点けなくては寒さ対策にならず。
部屋にいるときは常時灯油を焚いている。
その湿気がカラス窓から垂れているのだ。

朝日を受ける湿気、厄介だけれど美しい。
今のところ、38年間は湿気で支障が出たことはない。
このまま何の支障もなく過ぎてほしいと垂れるしずくを眺めた。

こんなに良い天気、何としても歩かねば。
この日は、いつもの下流に向かってではなく、
上流にある、実家の畑へと歩いて行った。

外側の葉は雪などで痛んではいるものの、
痛んだ葉を除ければ、みずみずしいキャベツ。
このまま食べても安全な無農薬野菜。

その横にはブロッコリー。

3本植えたが、すべて大きく育ってくれ、
暮れにはバレーボール大の実を収穫した。
いま、茎の脇から新芽がのび、また大きく成長している。
春先まで順々に収穫できる。ありがたい。

晩秋に種を植えた、スナップエンドウ豆。
全部芽が出てくれた。全体で20本余り。
すじを取らなくても、全部食べられる豆。

真冬なのに、雪の中で成長する力、生命力を感じる。
こんな小さい芽、寒さにも耐えて元気に芽を出してくれた。
我が身を振り返り、しっかりと歩まねばと思った。

コメント
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