個展などが迫ってくると自身に言い聞かせている言葉、
「 出来る、絶対に間に合う!」そのようにして準備を行ってきた。
個展が終わると一気に疲れが出て来て、片づけが進まない。
この現象は何だろう? 達成感? それとも虚脱感?
いい加減に部屋の中をスッキリと片づけたいが、
もろもろの出来事が発生し中断。
展示室兼応接間。 ここが準備と片づけの現場である。
どうにか展示台の上に置いてあった作品を片づけたが、
床にある作品はそのままの状態である。
毎日少しずつではあるが、ようやくメドがついてきた。
ここまでくれば一気に片づけるはず、と思っていたが、
明日あさから1泊2日の検査があり、また出かける羽目に。
仕方ないなあ、そう思うしかない。
金澤画廊でお客様から頂いた貴重なお茶花。
わが家に来ても元気な姿でいてくれる。
何年も金澤画廊で個展を行わせて頂いているが、
このお茶花を頂いたのは初めてのこと。
名前が出てこなくてイライラしていたが、
ようやく頭に浮かんできた。
黒山半鐘つる=クロヤマハンショウツル。
せっかくだからと、
片付いた壁に掛けてある掛け花入れに活けてみた。
掛け花入れは口が広いので中々落ち着かなかったが、
何も手入れしなくても何となく様になった感じがした。
貴重な数種類のお茶花を頂き、
挿し木を試みようと専用の土を買ってきた。
不精な私に、挿し木は順調に育つだろうか。
とにかく片づけが終わってから挿し木を行おう。
それまで元気で、と花たちに声を掛けた。