創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

クリスマス ・ イヴ

2013年12月25日 | 日記

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   カトリック金沢教会


珍しく雪の無いクリスマス・イヴ、
クリスマス・イヴのミサは午後8時から。

ミサ曲の練習に携わっていられるリーダー、Hさんから、
午後7時45分までにパイプオルガンのところにお集まり下さいと言われていて、
深夜ミサにもミサ曲を歌うので、早めに金沢に向かった。

金沢の中心に位置している、カトリック金沢教会、
流行歌でも有名な片町、香林坊、ここを通過すればすぐ教会だが、
何しろ雪の無い、穏やかなクリスマスイヴ、きっと渋滞に巻き込まれると思い、
犀川(さいがわ)に架かっている、一つ上流の桜橋から兼六園交差点を通り、
7時丁度に教会に到着。 さすがにクリスマス ・ イヴだけあって、
早くも教会の駐車場は満車に近い状態だった。

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   幼子


8時に始まるミサまで1時間、時間があったので、お御堂の中に入った。
今年も信徒の皆さんによって、クリスマスの飾り付け、「 プレゼピオ 」が設置されていた。

先週のミサ曲練習も、お御堂のパイプオルガンのところで練習したが、
そのときは飾りつけがなされていなかった。 いつも飾り付けをしているAさんが入院中、
どうなるかと思っていたが、ミサ曲リーダーのHさんが中心になって飾り付けられたとの事。

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   天使


毎年趣向を凝らして設置される、馬小屋(プレゼピオ)、
今年は洞窟の中の様子を表現してあった。

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   博士


これ等の馬小屋(プレゼピオ)用の人形は、
アルマンド神父がイタリアに帰国するたび、様々な人形を集めてきたと聞いている、
リーダーHさんに、ご苦労様でしたと、ねぎらいの言葉をかけた。

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   子供と羊


午後8時、お御堂内の明かりが消され、集(つど)った方々の蝋燭の明かりでミサが始まった。
司祭がお御堂に入ってこられるミサ曲、「 Odie 」から、聖歌隊が荘厳に歌い上げた。

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   羊を運ぶ住民


式が進むにつれ、式次第に基づいてミサ曲を歌った。
式の途中、司祭の説教があり、「 愛を持って生き、世界平和を願う、」の言葉。
まさにその通りで、愛がなければ人を敬(うやま)うことも何も出来ない。

今の、私たちの平和の裏には多くの貧しい人々が生きていられる、
その人々にも寛大な愛を、心をささげたいと、お話しになられた。

約1時間余りのクリスマス ・ イヴのミサ、深夜零時から始まるミサまで時間があり、
信徒の方が私たちのために別館で食事を食べられるよう準備してくださった。
私もお手伝いして、スパゲッティーやサラダを作った。
今回も上出来、皆さん、美味しいと言って下さった。

そして深夜のミサ、さすがに真夜中で訪れる方々も若干少なく、
聖歌隊のメンバーも半数になった。

でも、少ないながらも皆さんで協力し合い、
美しいハーモニーで、深夜ミサを無事終えることが出来た。
「 来年も又よろしく、」と挨拶を交わし、今度は片町の中心を通って帰路に着いた。

司祭の説教にもあったが、世界では今日明日を懸命に生きる人々が・・・の話し。
片町スクランブル交差点では、平和の日本を象徴するかのごとく、
サンタの格好をした若者達が交差点の真ん中でVサインで写真。

歩道ではアルコールが回った酔っ払いたちが奇声を上げていた。
突然飛び出してくる酔っ払いたちに注意を払い、午前2時過ぎ帰宅。

世界には様々な宗教があるが、他を尊重し、
出来る限り隣人を愛し、世界の人々が平和に過ごせることを願うイヴだった。


コメント (2)
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