創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

ジャガイモ植え

2012年04月05日 | 日記

強い低気圧に襲われた日本列島、
各地で甚大な被害も出、我が家の車庫も強風で被害を受けた。

低気圧が発達し荒れ模様になる、とは前日からの天気予報で知らされていて、
天候が悪くなる前に母とジャガイモを植えた。

Photo

   畑



   ミカンの樹の前に

    ・・・菜の花・・・


今年も大雪で、春野菜がダメになり、ミカンの樹の前に菜の花がほんの少し。
いつもだったらブロッコリーの脇芽が採取できるのだが、今年はそれも出来なかった。

Photo_2

   玉葱


昨秋、母が一人で植えた玉葱、大雪にもかかわらず元気で成長していた。
順調に育てば梅雨前には収穫できるだろう。

Photo_3

   ジャガイモ植え


雪解けから、晴れた日には毎日畑に出ていた母、
畑には草1本も生えていない。 母がせっせと草むしりをしてくれた。

今年も例年と同じく、5キロのジャガイモ・男爵・を植えた。
いくつかに切ったジャガイモ、切り口から病気にならないように灰をまぶし、
等間隔に3列の植える場所を決め、母が一個ずつ植えていった。
少し土に押し込む感じに植えていった。

Photo_4

   油かす


ジャガイモとジャガイモの間に、油かすを一つまみ。

Photo_5

   油かす全体


油かすを均一においていった。

Photo_6

   野菜用肥料


油かすの上に、野菜用肥料を同じく一つまみ。

Photo_8

   拡大


油かすの上に野菜肥料をおいた状態。

Photo_9

   野菜用肥料全体


ジャガイモとジャガイモの間に、油かすと野菜肥料を施し終えた状態。

Photo_12

   軽く土をかける


いよいよ最終段階へ。
ジャガイモ、肥料を施し終えた段階で、ジャガイモが隠れる位に土をかぶせる。
私が鍬で土をかぶせ終わったあと、母が更に平均にならしていった。

畑に出て畝を作り、ジャガイモを植えて肥料を施し終えるまで、約1時間半。
いよいよ最終の作業。

Photo_10

   ニカ(米殻)


すべて植え終わり土もかぶせ終え、その上に、ニカ(米を脱穀した殻)を撒いた。
これで今年春のジャガイモ植えは完了・・・午前いっぱい掛かった。

Photo_11

   ニカ(米殻)全体


しばらくすると種芋から芽が出てくる。 その都度少しずつ土をかぶせていく。
収穫までジャガイモの成長を見ながら、土盛りを行う。
ジャガイモは盛った土の中で大きく育つ。 収穫は初夏。 

ジャガイモを植えること自体は辛くないが、収穫するときはとても大変。
梅雨が去り、盛り土がカチンカチンにかたくなった時に収穫しなくてはならない。
その時期は太陽もジリジリと照り、熱さも湿気も半端ではない時期に行う。

汗を流しつつ、ひと鍬ひと鍬振り下ろすと、大きく育ったジャガイモが顔を見せてくれる。
熱くて大変な作業だが、立派に育ったジャガイモを収穫できることは幸せ。
そのようにして、収穫したてのジャガイモを塩茹でにしていただくのも幸せ。
農薬を使わずに育て上げる野菜は大切、特にそう思うこの頃。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする