創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

少し遅れの、ジャガイモ植え

2011年03月30日 | 日記

米どころ、加賀平野の真ん中に位置する小松市、
その一角、私が住んでいる荒木田町。 20日には町内総出で用水の掃除。
その日は姪の結婚式があり、参加できなかった。

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   一級河川


   かけはし川

その一週間後の27日日曜あさ、小松市美化運動の一環で、
わが町内、そして梯川沿いの人たちが参加して、堤防や河川敷のゴミ拾い。

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   集まった人々

早朝7時から始まるとの有線放送が流れ、わが町内の方々も大勢集まってきた。
赤い文字のゴミ袋には燃えるゴミを、青い文字の袋には燃えない缶などを入れるようにと指示。

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   上流に向かって

加賀産業道路に架かる橋から上流に向かって、
ひとつ上流の鴨の橋までが荒木田町の担当。
春だというのに、まだ雪が降り続いている。


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   野生大根

いつもは春の草花が咲き乱れる堤防、
今年の異常気象で、その可憐な姿は全く見えず。

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   ゴミ拾い

それぞれがゴミ拾いを始めたが、この雪ではゴミも雪の下に隠れて中々見つからず。
ただ、水が流れる箇所には缶やポリ袋、ペットボトルなど、かなり回収できた。

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   ネコヤナギ

例年のこの時季、柳には若葉が芽生えてきているのに、
今年はようやく穂が膨らんでいる程度。

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   集積ゴミ

1時間あまりのゴミ拾い、昨年は様々なゴミがどっさりあったが、
今年は思ったより少なかった。 それもそのはず、雪に埋もれて見つからなかったかも。

震災の被害が無かった北陸、たったこれだけのゴミで済んだものの、
東北で被災された方々、その土地で生活されていた方々のすべての物、
それらは瓦礫(がれき)の山となっている現状、これからのことを思う時、心が痛む。
風邪をおして参加したが、風邪くらいで辛いとは言っていられない。

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   畑

数日後、母から電話・・・「 ジャガイモを植えるのを手伝って、」と。
「 まだ個展の後片付けが残っているから今は無理、」と言うと、 
「 そんならいい、かあちゃん一人で植えるから 」と。
なんちゅうこと、足腰が悪いのに一人で全部植えるって?
はあ、と思いつつ、すべての準備をして母と畑へ。

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   ジャガイモ植え

連作は避け、昨年と反対の箇所にジャガイモを植える畝つくり。
「 去年は母ちゃん一人で全部植えた、」と母。
畝一列に、約50以上の種芋を植えていった。 5畝だから250~300個。

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   終了

しばらくすると芽が出てくる、その都度土を盛ってやらなければならない。
収穫までの3ヶ月あまり、芽が伸びるたびジャガイモが大きくなるように土を盛る。
ジャガイモは、その盛り土の中で大きく成長する。 大変だが土を盛ってやらねば。

津波に飲み込まれた東北地方の田畑、
海水に浸かってしまい、当分のあいだ稲も野菜も育てることはできないだろう。
加えて、流されてきた漂着物の撤去作業を行わなくてはならない。

いまテレビでは、東京電力の原発問題が話題に取り上げられている。
放射能汚染や放射性物質問題で、多くの被災者がここにも出ている。
テレビで毎日映されている東京電力の原子力発電所の建物、
素人の私が見ても、建造場所が低すぎる。

何故あのような低い所に建てたのか、また許可したのか不思議でならない。
安全には限度がない、万全には万全を尽くして一刻も早く安心させて欲しいものだ。


コメント
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