創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

寒さに震える、春の使者

2011年03月25日 | 日記

寒い毎日が続いている。
もうすぐ4月と言うのに、今日も冷たい雨が降り続いている。
昨日は、バタバタと音がするのではないかと思うほどの大きな雪、そして吹雪。
なごり雪、という風情を感じる雪ではなく、また冬に逆戻りかとさえ思ってしまった。

こんなに寒い日が続く弥生3月もあと数日、
地震、津波で家や家族を失った方々は、この寒さをどのようにしのいでいるのか。
そう思うだけでも心が痛んでしまう。 

Photo_2

   ツクシ

個展が終わってから、そろそろ半月以上経過してしまった。
順々に片付けをしているが、中々先に進めない。
加えて風邪までひいてしまった。

インフルエンザ予防注射もしていたし、気をつけていたのに風邪をひいた。
特に熱が出たわけではないが、喉がかゆくて鼻水がでる。
早く治さねばと焦っているが、こればかりは時間経過が必要である。

いずれにしても長い間歩きの運動もしていなかった。
個展期間はもちろんのこと、帰宅してからも中々歩く時間が無かった。
個展でお世話になった方々へのご挨拶もようやくめどがつき、
冷たい雨の中、傘をさして歩いてきた。

長い雪降りの為か、春に芽生える草花の数が妙に少ない。
目を凝らしてようやく見つけた春の使者、ツクシ、
冷たい雨に打たれていた。

Photo

   雪柳

小一時間歩きをして我が家へ。
例年のこの時季なら、白い蕾をいっぱいふくらませている雪柳、
今年はまだ咲きそうな気配もない。

この雪柳、かなりの大株になっており、毎年切り詰めて剪定しているが、
剪定が間に合わないくらいに、あっという間に大株になってしまう。
しだれるように小枝が伸び、満開になると美しい姿へと変貌する雪柳。
春一番に咲く我が家の樹木だが、昨日の雪といい、今日の寒さといい、
何時になったら暖かい春の訪れがあるのだろうか。

被災地の方々のご心痛を思えば、これくらいのことはどうってことないが、
すべてが前向きに、一日も早く春の訪れが来ることを願いたい。


コメント
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