創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

東日本大震災から9日

2011年03月20日 | 日記

東日本大震災が発生してから9日目。
毎日報道されていた被災状況、日が経つにつれ少なくなりつつ。

先週の12~13日、震災状況が気になりつつも大阪神戸と出かけていた私。
メールアドレスを頂いている方々にはお見舞いのメールを送り、
数日後、皆さんから大丈夫ですとの返信を受け、一安心。
 
いつも親しくしていただいている、宮城県、教育委員会の方からは
行方不明の生徒やご家族の安否を懸命に探しているとのメール。
夜遅くまで探していられるのか、メールが届いた時刻は午前1時半。
必死で探し回っている彼の、真面目で真摯な姿が目に浮かんだ。
一人でもいい、元気で生きていることを心から願った。

そして18日、仙台・藤崎デパートの画廊スタッフからもメールが入り、
報道で知らされていない現実が書かれてあった。
社員全員で一日も早く復興し、皆様のために営業を始める準備をしています、
と力強いメール。  同様に千葉三越画廊のスタッフからも皆様の為、頑張りますと。

これほど甚大な震災、万全に万全を期し、もっと以前から何とかならなかったのか、
と悔しくてならない。

Photo

   復活祭 ・ ミサ曲

そして昨晩、カトリック金沢教会に出かけた。
先週土曜日から始まった、復活祭に歌われるミサ曲のお手伝い。

先週は関西に出かけていて練習に参加できなかったが、
来月執り行われる復活祭までには何とか歌えるだろう。
楽譜を頂いてきたので、家で音を探しながら練習しなければ。

昨晩練習に来られていた方の親戚が、このたびの震災に遭われたと話されていた。
以前は遠く感じた東北や千葉あたり、現在は交通網や仕事関係で距離感も無くなり、
今回のように、どなたかの関係者が被災されている現実。

宗教を信じる信じないは別にし、一人の尊い命とその人生、
何とか無事で一人でも助かって欲しいと、祈りのミサ曲の練習をしてきた。

Photo_2

   何者?

家に帰って一休みしていたら、勝手口に何かをこすりつける音が。
なんだろうと、そ~っとドアを開けると、トラの倍の大きさの何かが出て行った。

まさかトラ? そんなはずは無いと、「 トラ、トラちゃん 」と呼んでも返事がない。
ジッと見ていると何者かが外の戸の近くを横切った。
急いでカメラを持ち出し、勝手口のドアを開け、外の戸を開けるとすぐ目の前に何かが。

Photo_3

   もしかして・・・。

近づいても逃げない。 すぐ目の前1メートル先。
急いで外に出たので外灯も点けずに自動設定でシャッターを押した。
まばゆい光なのに、平然とトラのご飯を持ち出して食べている。

Photo_4

   アライグマ

さらに近づいてシャッターを押したら、
正体は、「 アライグマ 」。

とうとう我が家まで来てしまったのかと思い、あさ町内会長にそのことを話した。
数年前から出没している報告はあるけれど、捕獲してはならないとのこと。
町内の、それらしいところに捕獲の仕掛けをしてあるが賢くて無理、との事だった。

ん?さっき捕獲してはいけないとのこと、だったのに仕掛けをしてあるって???
どういうこと?????
数年前、可愛いシロちゃんが忽然と姿を消したのは、もしかしたらアライグマに襲われた?
同じくトラちゃんが、右足が千切れるほどの骨折をしたのは仕掛けのせい?

いるはずもない動物が生息し、それらが数を増していく。
何の罪も無い動物が、可愛いからと気ままに飼われ、飽きたからと捨てられていく。
あどけないアライグマが必死になって食べ物をあさりに来ている。
かわいそうだが、これ以上増えたら困るので鍵をかけ戸締りをした。

でも何故捕獲したらいけないのか? 特に被害はないものの、
そのうちにどこかの家の屋根裏にでも巣を作ったらどうなるのか。

捕獲して動物園で世話をしてやればいいのに、
このような事態になることが分かるはずなのに、
なぜ外来生物の輸入を許した? いつ、誰が、どの政党時代に?

今回の大震災、総理が第一野党党首に被災者の為、復興の為に加わってと頼んだら、
あっさりと断られてしまった。  それを知った途端、益々怒りが湧いてきた。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする