創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

前庭の植物たち

2010年07月15日 | 日記

素焼きを行ってから4~5日経過。
窯の扉を触ってみると、まだ温かい。 温度計は150度を示している。
本来なら、そろそろ隙間を開けて温度を下げるのだが、
今回はなぜかそれが出来ない。

完全に温度が下がるまで待つことにした。
成功にしろ、失敗にしろ、もう窯の中では結果が出ているはずだから、
今更悩んでもどうしようもない。 運を天に任せることにし、もう少しだけ待つことにしよう。

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    アガパンサス

工房横の狭い花壇、今年もアガパンサスが咲き出した。
雨の多い季節にピッタリの花、しかし雨に濡れると傾き始め、車体にゴツンゴツンと当たる。
せっかくの美しい花だが、今年もまた何本か切り落とした。

この花を植えてから何年経過したことだろう。
随分前からここに咲いているようにも思える。
とても丈夫な花で、株を少なくしてもすぐに増えてくる。
我が家では、たまたま車を止める位置の横に咲き出すものだから、花には悪いがちょっとジャマ。

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    白 ・ アガパンサス

同じく、白色のアガパンサスも咲き出した。株は3メートルくらい離して植えてある。
白アガパンサスは少し上品で、楚々と咲いている感じがする。
もちろん車には何も影響が無い。 いつもの年は少ない花だが、今年は多く咲き出した。

Photo_3

   韓国サラダ菜


前庭には何種類かの野菜を植えてある。 その内の一つがこれ、韓国サラダ菜。
種物屋さんの、「 とってもおいしいよ!」の言葉に誘われて初めて植えたサラダ菜。
いざ収穫し食べる段になって思ったこと、これほど味も素っ気もないサラダ菜は初めて。

緑ゆたかで、見た目はいかにもみずみずしいが、本当に見事なくらい味が無い。
まるで何々を食べているような感じ、と、何々は失礼で書けない。

ならば何とかして調理して食べてみようと、蒸してから届いたばかりのハム( m(__)m )と炒めてみた。
するとどうだろう、何の特徴もないサラダ菜だからこそか、別の食材を引き立ててくれるではないか。

なるほど、焼肉を包んで食べる理由がここにあった訳だ。 焼肉がまろやかになる野菜なのだ。
けれど我が家では焼肉はしないし、それほど好きでもない。 やはり違う調理を工夫しなければ。

Photo_2

   ゴーヤ


今年は野菜の不作、ゴーヤも心配したが、これは豊作になった。
「 え~、あの苦いゴーヤ~」と言われそうだが、自家菜園で作ると思ったほど苦くならないから不思議。
好き?嫌い?と聞かれれば、どちらとも言えない野菜である。 まずは健康の為に、が一番の理由。

つい先日から急に大きく成長し、毎日収穫している。
手を変え、品を変え、はできないが、苦くないので純粋ハチミツ( m(__)m )でジュースを作っている。
これほど栄養価の高い野菜は他にないと思われる。 ジュースを飲んだ後、体調がすこぶる良い。

Photo

   クロアゲハ


素焼きの出来がどうなっているか心配だが、今は何も手をつけられない。
実家の畑仕事もひと段落、次は我が家の野菜の手入れをしなくてはならない。
あれもこれもと思いつつ、何も手がつけられなく、思い切って憩いの森に出かけてきた。

駐車場近くの斜面、アザミの蜜を求めてクロアゲハがひらりひらり。
随分前からアザミは咲いていたが、蝶が蜜を求めてアザミにとまっているのは珍しく思い、
とまった瞬間をカメラに収めた。 蜜が少ないためか、すぐに次の花へと移ってしまう。

ゴーヤに使っている蜂蜜は、数年越しの自家製の梅ハチミツで甘みを加えたもの。
現在、純粋ハチミツを探すことが困難になってきているが、我が家近く、と言っても
車で30分のところのハチミツ屋さん、古くから純粋ハチミツを提供してくれて有難い。
それで作った梅ハチミツ、私は簡単に飲んだり食べたりしているが、
小さな花からせっせと蜜を集めてくるミツバチの働きには脱帽ものである。
私もこつこつと、いいものを作れるよう心込めなくては、と再認識をしている。


コメント
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