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甘みタップリの フルーツトマト 「 アイコ 」 ゴマの香りと苦味のある 「 ルッコラ 」 |
秋口になると、いつものように大雨が降る。
稲の刈り取りが始まる頃だが、こうも天気が悪くては稲刈りも出来ず。
実家は米を作っていて、毎日の天気予報と空を眺めながら刈り取り時期を思案している。
我が家の狭い前庭の畑、今年はフルーツトマト・アイコ・の豊作。
これからも順々にトマトが赤く実りそうな気配である。
天候さえ良ければ、10月いっぱいまでトマトを味わえそう。
このフルーツトマト、雨に打たれると実が割れてしまう。
そのままの状態で数日も過ぎると腐ってしまう。
先日からの雨で水分を思いっきり吸収した、かなりの数のトマトが割れてしまった。
今回はそれを収穫し、ミキサーにかけてトマトジュースを作り、煮詰めてトマトピューレを作った。
ジャガイモもあることだし、手っ取り早く 「 ニョッキ 」 を作ってみた。
作り方はいとも簡単で、ジャガイモを軟らかく茹で、熱いうちにつぶす。
少し冷めてから、ジャガイモの半分程度の小麦粉を少しずつ加えていき、耳たぶの固さにする。
適当な大きさの形にしたり丸めたり、又はフォークで味が浸み込むように軽く押さえる。
くっつかないように粉を振って茹で、浮いてきたらトマトソースをからめて完成。
今回はトマトの味を楽しむために塩、コショウ、無臭ニンニクだけでソースを仕上げた。
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窯変鉄耀皿 径 ー 30、5 ㎝ 高 ー 3、5 ㎝ |
実家の畑では、そろそろ夏野菜も終わり、
秋野菜の準備中の横に、トマトとナス、そして勢いが衰えないツルムラサキが植わっている。
このツルムラサキ、本当に大きく美しい葉っぱを広げている。
生でも食べられるので、ニョッキの受け皿用にと、先ほど収穫してきた。
さて盛り付け。
鉄耀皿の落ち着いた色合いと鮮やかな緑葉の 「 ツルムラサキ 」 を並べ、
自然からの恵み、甘みタップリのソースがからまった 「 ニョッキ 」 をこんもりと盛り、
ルッコラを添え、風味付けにバージンオリーブ油をたらして完成。
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盛り付け |
四季を問わず年がら年中、色々な野菜を食べられることは確かに幸せかもしれないが、
自分で作り育てた野菜を、いま食べられる、これ以上の贅沢は無い。
そして私が作った器にこのように盛り付けし、今晩の一品が仕上がった。
とても簡単ですので、ぜひ試して作ってみてください。
つるっとしてノド越しもよく、お年寄りなどにも最適のひと品です。
出来ましたら、ご感想頂ければ幸せです。
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