いまにも降り出しそうな空模様、気のせいか周りの緑がやけに濃く感じてきました。
我が家の庭の木々、数年前に剪定をしてもらったのですが、今は何だか森状態。
自分で剪定をしようと試みてみたものの、あまりにも茂りすぎて素人ではままならず。
草は動力草刈機でキレイにしたはずなのに、僅かのあいだに再び勢いづいて大変なことに。
嘆いていても仕方ないので、木々の葉っぱの形を観察することにいたしました。
庭には数種のモミジが植わっていて、葉の色もその形もさまざま。
降るのか降らないのかハッキリせよと空をあおぎつつ、その一枚一枚を眺めておりました。
以前、モミジや木の葉をデザインした器があり、その元になった森の木がどうなっているのかと
気になり、雨粒が落ちてくる前に急いで出かけて来ました。
確か前には無かったはずのツタが、美しい緑の葉をたたえて松の幹を上り始めていました。
松の気持ちは分からないけれど、ごつごつとした幹はツタにとっては上りやすい木なのでしょう。
松とツタの対比と後ろに茂っている、小ぶりのモミジの葉の美しさに見とれてしまいました。
風が吹き抜けていた森が、ほんの瞬間止まった時を狙って写真を撮りました。
私の作品の中に、木の葉をモチーフにしたものがいくつかあります。(3/8、ヨモギだんご参照)
使ってみると案外楽しめる器だと思っています。 これにも大、小があり、それぞれの用途で
使い分けることが出来ます。
先日、ロクロ師K氏から頂いた山菜の 「かたは」 胡麻和えにして盛ってみました。
丸の皿とはガラッと趣きも変わり、しゃきしゃきとした「かたは」の歯ざわりと共に
黒糖焼酎のお湯割りも格別なものでした。
この小皿に合わせて、30センチ強の「白磁線文木の葉鉢」も作りました。
5/24、青磁線文鉢と同様、いろんな使い方で楽しめると思います。
次回はその作品を日記に載せたいと思います。
そうこうしている内、窓辺の大モミジがパラパラと音を立て始めました。
いよいよ本降りの雨。次第に梅雨へと移っていくのでしょうか。
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