ごきげんよう六華姫

六華時々ごん太byごんママ

父の誕生日祝い

2019年06月22日 | Weblog
今月の25日に87歳の誕生日を迎える父。
ちょっと早いけど、今日はみんなでお祝いしました。

まず母を迎えに行ったら、髪の毛を黒く染めて、
ちょっとおしゃれな可愛らしいピンク色の服を着て待っていました。

楽しみにしてるんだな…とわかりました。

次は特養に父のお迎えです。
連絡を入れておいたからか受付の方や、
直接お世話して下さっている介護職員の方々が
「今日はお出かけでしたね。」
「みつるさん、いいね~。楽しんで来てね。」とか声をかけてくださいました。

そして、その日の父の担当職員さんは、20代と思われる
若い可愛らしいお嬢さんでしたが、「みつるさん、お出かけだからお着がえしましょうね。」
と部屋に戻って「これがいいかな…こっちの方がズボンに合うかな…」と
とても親身になって洋服を選んでくれました。

「みつるさん、うん!似合ってる!これにしましょ。」と
まるで遠足に行く小学生のお母さんみたいです(笑)

髪の毛を整えながら「みつるさん、ポマード付けんなあかんね。」と言うと
父は「ポマード!?古~。わし、ポマードはいっぺんもつけたことないでー。」
と職員さんと一緒に笑っていました。

こんな感じで会話してくれてるんだなと、改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

エレベーターに乗り込むまで「いってらっしゃい!楽しんで来てね。」と
手を振ってくれていました。

父みたいなおとなしい利用者でも、車椅子の人を着替えさせるのは
本当に大変そうでした。
トイレにも一緒に入って面倒を見てくれているし、本当は家族がしなきゃいけないことを
明るく一生懸命してくれています。
今日はその職員さんを見ているだけで、なんだか涙が出そうになりました。

玄関のロビーでは母とごんパパと六華が、
まだかまだかと待っていました。

父は六華のリードを持ちながら、お隣のドッグカフェ『こふみ』さんまで
車椅子でそのまま移動です。

父はもちろん、母もドッグカフェなど行ったことがないので、
ほかに来ていたわんちゃんを見て、「うわぁ、可愛らしいなぁ。」と
目がキラキラしていました。

こふみさんは、手作りのお祝いプレートを準備して、
店内にハッピバースデー♪を流してくださいました。














六華もちゃっかりお豆腐のハンバーグを食べていましたよ






父は、ティーラテを美味しそうに飲み、
ケーキもパクパク食べていました。

「美味しい?」と聞くと、「うん、おいしい!」と。
生クリームをあごに付けると、それを拭く母。


こんな光景、本当に久しぶりでした。


こふみさんのスタッフさんに「父は去年の11月に隣に入ったんですけど、
おそらく今日が初めての外出だと思うんです。」と言うと、
「お電話頂いたら、いつでもお席をお取りしておきますので、
また来てくださいね。」と優しい言葉をかけてくださいました。


父も楽しそうにしていましたが、それ以上にいい顔してたのが母でした。

こふみさんなら、介護職員さんの付き添いもいらずに、
私たちだけで連れて行ってあげられるので、
本当に助かります。


来月は、特養のイベントで納涼祭という夏祭りがあるそうです。
母に「案内来てるよ。行く?」と聞くと
「行く!」と即答でした(笑)


少しずつ、少しずつですが、うちの家族全員が
この状況に慣れてきた気がします。


どうか、父や母がケガや病気をしませんようにと日々祈っています。







コメント (3)
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