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□ アパートメント×ホワイト・ライズ つながりで。

2006-10-01 | cinema×cinema
「アパートメント」×「ホワイト・ライズ」


をすると、誰しもサイコな嘘つきになる !!
というわけで、「アパートメント」ですわ。
この脚本はすこぶるよく出来ていて、観終わって感激!めっさ、スキかも!
監督脚本のジル・ミモーニに惜しみない拍手を送りたい~()

ある日恋した青年の視線は目の前を素通りし、残酷にも親友と恋仲になっていく。
涙に暮れる究極の横恋慕だった恋を、機を見て親友から横取りするアリス。

恋という魔物に取り付かれると、ヒトは暴走する生きものであるらしい。
倫理観なんて危険標識は、恋の前では何の役にもたちはしない。

この恋の罠を仕掛けるアリス役ロマーヌ・ボーランジェが可愛いのなんの。
やってることはたちが悪いのに、一途な暴走劇に魅せられてしまうんですYOね!

あっけなく嘘が暴かれて悲惨な結末が用意されているのかと思いきや、
マックスとリザの絶妙のすれ違いが、アリスに奇跡をもたらす展開が粋

美貌だけで軽々と恋を得たリザと比べて、アリスの懸命な手練手管が愛おしい。
小悪魔を気取り自らの恋にオチをつける、ラストの女優ぶりも最高~(

それにひきかえ、知らず不穏の種を蒔く美女らしく執念深いストーキングの
被害にあい、知らず突然恋人を失ってしまうリザの立場のなさはどうだろう!?

悲しみを伏せた睫毛に押し隠し、大袈裟に表に現さないモニカ・ベルッチの
淡々とした演技が印象的で、めっさクールその堂々たる美女っぷりは圧巻!

そんな美しいリザのまぼろしと、アリスの仕掛けた恋の誘惑に翻弄される青年。
マックスの思考回路はショートし、目の前の愛を選ぶしかない状態に陥っていく。

そして、錯綜したストーリーがひとつになり見事なまでに収束していくラスト!!
もしかして、すべては結婚を控えた男が夢見た妄想劇だったんじゃなかろうか?

なんて邪推しつつも、マックスの優柔不断&都合良すぎる展開に、思わず笑止!
結局何事もなかったかのように婚約者のもとへ帰っていく彼の未来に乾杯ですわ!

もちろんアリスにも、乾杯です!嘘から始まったとはいえ、恋する男に本心を
打ち明け優しく背を向ける彼女の毅然たる表情に萌え!とりあえずHAPPY END!

不運なリザを演じたモニカ・ベルッチは実際生活でヴァンサン・カッセルと結婚!
その後の夫婦競演は何かと話題で、こちらも HAPPY END に乾杯っすね

この突き放したHAPPY ENDSo Coolな「アパートメント」、超オススメ☆


というわけで、「ホワイト・ライズ」ですわ。
「アパートメント」のハリウッド・リメイク版ということで、演出に大注目!
いったいどういうオチをつけるのかと思ったら、あっさりHAPPY ENDでした。

すれ違ってばかりの恋も、最後にはうまくいくという非常に解りやすい展開!
サスペンスとはいえ、ラブが強調されたアメリカンテイストに仕上がってました。

忘れ難い昔の彼女リサを偶然見かけた主人公マシューは、動揺を隠し切れず、
矢も立てもたまらず追跡に乗り出していく。そんな彼の前に現れたのは…

彼女と同じリサを名乗る見知らぬ第三の女。この第三のリサとは何ものなのか?
また、最愛の人リサが突然姿を消したのはなぜなのか?謎ばかりが頭を支配する。

その謎を解き明かしていきながら、不運にも引き裂かれてしまったカップルに
どっぷり感情移入させていく展開が見事。固唾を呑んで見入ってしまいますわ。

なんといっても、オリジナル脚本が秀逸ですからね。面白くないわけがない。
巧妙なまでにすれ違いを重ねるふたりの、切なさ極まるラストの抱擁が泣かすッ

つーか、ここで涙のひとつも流したかったところなのに、いきなり現れた婚約者に
マシューが内心をぶちまけるシーンのエゴイストぶりに、完全引いてしまいました。

いやね、シアワセな恋の陰では必ず誰かが泣いてるものだけど、いいのかこれで?
それとも、リサへの思いの強さを婚約者をあっさり切り捨てることで表現したのか?

唖然とするなか、互いが互いのことしか目に入らないマシューとリサの熱い抱擁
という“もう、言葉は要らない”ラストシーンが美しく盛り上がっていくのでした

いまいちノリきることが出来なかったわけですが、オリジナルへの思い入れが
強すぎるから!?「アパートメント」鑑賞前だったら、結構絶賛してたかも!?

せやかて、ジョシュ・ハートネットの困った顔×ダイアン・クルーガーの憂い顔は、
画面の中引き込まれる色気を醸しだしてましたしね…。ファンなら大満足かも

とにかく、錯綜するストーリーをフラッシュバックでひとつひとつ解き明かしていく
ミステリー仕立てのラブロマンスを愉しむのも、秋の夜長にはですYOん!



「アパートメント」  ジル・ミモーニ監督         ★★★★★
「ホワイト・ライズ」 ポール・マクギガン監督        ★★★☆
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