40fとの格闘

皆さん、こんにちは。
アイロニング班長のスチームベイダ－です

昨日、今日と東京の天気は雨・・・

ベイダ－とダルはあり得ない状況にいました。

「これは現実なのか？？」

ソイツが目の前に現れた時
そう思わずには居られませんでした

事の始まりは木曜日の夕方。

ある取引先から１本の電話

「明日の朝１０時に生地入ります」

焦ったベイダ－は思わず言いました。


「イヤです！日時を変えてください！」

先方の本部長さんは困り果てて言いました。

「無理かも知れないけど言ってみます・・・」

その１０分後に電話があり、彼は言いました。

「ベイダ－さん、やっぱ変更無理だって！」
「何とかよろしく～」

・・・。

「これはダメだ！これだけは・・・」

目の前には何も知らないダルメシアン

明日届く荷物、実に４、５トン

先方には何度も入荷日を連絡して下さいと言っていたのですが
回答無しが続いていて、僕も心配していました。

やはりそれなりに人員を用意しないといけませんし
他の仕事の都合もあります。

なのに・・・

あれほど言ったのに・・・・

やりやがった！！

でも仕方ありません。
まずは天気をチェック

・・・なんと予報は雨

しかもこの時期には珍しい「大雨」

「・・・あり得ない」


次は荷受け先の裁断屋さんへゴー

果たして３３９反の生地は入るのか？？

見た感じ・・・半分も無理かも

途方に暮れた僕はアジトへ戻りました。

明日の事など何も知らないダルメシアン

気の毒だとは思いましたが仕方ありません

「明日、レインコート持って出勤してね」
とだけ伝えました。

「？？？わかったぜよ～」

何も知らないダルを騙しつつ、その日は帰りました。

何も解決はしてませんが、意外にポジティブな僕は

「明日考えよ～」

いつもの様に眠りにつきました


翌朝、ダルと向かった裁断屋さん。
コンテナで来るのは承知してました。

問題は何フィートで来るのか？

僕の予想では多く見積って２０フィート
これが何とかなる限界と考えておりました。

・・・しかし！
この最期の希望も打ち砕かれ
４０フィートのコンテナが堂々と待ち構えていたのです。

４０フィート・・・。

これは長さ１２メートル位のコンテナ

勿論、満載です

これから先は御想像にお任せしますが
何とか終らせる事が出来ました。

当たり前ですがダルメシアンは
本日、出社出来ませんでした

先程、連絡がつきましたが
「生死」の境を彷徨っていたそうです・・・

今回、僕達が地獄を見たTシャツが完成しましたら
このブログでも紹介するつもりです。

皆さんもきっと目にするTシャツになるので
その時に「アジトで作ったやつだ～」
って思って頂ければ、幸いです

４０fは２度と仕事で絡まないと誓って・・・


KEEP THE IRON HOT!!!