今日は海の日。
我が家にはプライベートビーチがあるので、チビと二人で行ってみた。
豪勢なことである。
白砂青松とはいわないが
奥に小さく映っている緑の物体が、愛用のクルーザー、「ワニ君」。
ハワイの新婚旅行にもわざわざ持参した、可愛いやつである。
年はもう１６歳にもなろうか…。
そんなビーチの場所を誰もが知りたいであろう。
我が家から およそ４０分である。
まずは自転車にまたがり、港へ。そしてフェリーで２０分。
炎天下、さらに１０分ほど島内を走ると、そこが我が家のプライベートビーチである。
もちろん私が所有しているわけではなく、数年前からただそう言い張っているだけ。
しかし、誰も来ないし、水もなかなか綺麗。
延べ竿で数メートル先にポチャンと投げ入れると、ベラやキスはつり放題。
何せビーチサンダルを魚がつついてくるほどの魚影の濃さだ。
今日は小ダイも釣れた。
しかし、悲劇は等分に訪れる。
私を襲った災厄とは、自転車のパンク。
ジリジリと身を焦がしながら、泣きそうになって自転車を押した「海の日」であった。
チビの大好物はメロン。そして奥さんはお花好き。
その産物が、
「さわやか蒜山高原・２万株ラベンダー畑とブルーベリー狩りとメロン食べ放題ツアー」なのだ。
目が悪いチビ、ブルーベリーの効能も願っての事である。
岡山、島根を越えて、一路鳥取県に。
切り分けたメロン、何と１５切れもお食べになった。
車中、本当にくだらない事でチビと笑い合っていると、何やら周囲の冷たい目。
どうも、食っちゃ寝、食っちゃ寝のツアーらしい。
奥さんはジャージー牛乳やハーブオイルなんぞを購入なさっていた。
そして、チビにソフトクリームやジュースを無闇と買い与える私は、
当然のように叱られた…。
別に値が張るもんじゃないんだけど、迷っている。
要するにイタリアもんのジーパンですね。
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まあ３万ペソぐらいだから、どうってことはない。
試着すると、ゆったりめでずいぶんラクチン。
ふだんなら即買いなのだが、なぜか、ここ三ヶ月躊躇している。
なぜかというと、私のダイエット計画がそこに介在するからだ。
五年前に少しやっちまった私。
当時は本気で２０キロほど減量したが、いつのまにか１０キロほど戻ってしまった。
そこで、また減量を計画中。
やせてから買うか、きつくてもまず買うか。
後者の場合、やせなきゃ穿けないぞっていう、
「いましめパンツ」として存在することになる。
Ｗ７３辺りのそんな「いましめパンツ」、ここ数年で量産しているのも確かだ（笑）
で、どうしようかな、と。
まあ、とりあえず飲みに行く回数を減らす事から始めようかな。
その両者が気に入っているのが、海沿いのＣＡＦＥ「ＡＮＩＪＵ」である。
家から徒歩１５分。
ころっけとの散歩には手ごろな距離であり、すぐ近くに広大な公園もある。
ノーリードで走り回るころっけ。
疲れたころ、「ＡＮＩＪＵ」に移動するのがパターンである。
シュークリーム付きのアイスコーヒー７５０円也を頼んで、テラス席でまったり。
雑誌を読んだり、彼女をなぜてやったり…
未明までやってるから、時間の心配はない。
スタッフも感じのよい若い男女。
男子はイケメンだし、女子も可愛らしい。言うことはない。
ただ、不思議なのは客筋だ。
ポルシェやレンジローバーなぞ、
あんまり広島では見かけないタイプの車で乗りつける面々が目立つ。
かつて、カブちゃんを購入したその日、意気揚揚と乗りつけた私。
ところが店前にでーんとカレラが鎮座していた。少し凹んだ。
組織の人でもなく、堅気でもなく…。そしてかなり若い。
六本木ヒルズ周辺ならわかるのだが、ここ広島ではかなり怪しい。
まあ、かく言う私も客観的に見れば、かなり怪しいのだろうが…
ほとんど意味もなく、また今日もケッコウなブツを購入してしまった。
そう、ＦＯＭＡである。
テレビ電話である。「未来」を体現するツールである。
だが珍しく、躊躇してしまった。
いや、買うのは決めていたのだが、機種が決まらない。
音楽携帯にするか、カメラ機能重視にするか。
そこで私は数少ない、盟友に聞いてみた。
彼は即答した。
「もし、アンタを助けてくれるとすればどっちと思う？それを買え」。
職業柄、選択肢は一つであった。
シンプルで力強い友人は、まっこと財産である。
考えてみれば、私にも「セオリー」があったのだ。
迷った時は、高い方を買う― 。そうそう、これである。
そして浮かれて飲みに出た私。
早速、充電器をどっかに忘れた。
さらには携帯を落とし、早くもボディーが凹んだ。
帰宅後、少し淋しくなった時、ころっけが書斎にやって来た。
こいつもいい奴である。
艱難辛苦をともにし、ＴＯＫＩＯの思い出が詰まったＭＯＶＡともお別れ。
でも、あのピーポ君は受け継がれるのである（笑）。
