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広がる爆音被害、2012年の抗議・苦情件数1万1139件

 昨年1年間、厚木基地を拠点として米空母ジョージ・ワシントンの空母艦載機による日常飛行訓練、FCLP(地上離着陸訓練)、空母の甲板でのCQ(着艦資格取得訓練)などが絶え間なく続けられました。防衛省や神奈川県と基地周辺9市(大和市、綾瀬市、藤沢市、茅ヶ崎市、座間市、海老名市、相模原市、横浜市、町田市)には、「テレビが聞こえない」「病気の年寄りが死にそうだ」「授業が中断した」などの電話・メールが多数寄せられました。
 5月22日から24日までに強行されたFCLPの3日間で防衛省、南関東防衛局、座間防衛事務所などの国の機関に982件の抗議、神奈川県と9市に2707件の苦情が集中しました。5月27日から30日には、CQを終えた空母艦載機が深夜に厚木基地に戻ったために激しい爆音が住民の静かな生活を直撃、国の機関に338件の抗議、神奈川県と9市に730件の苦情が寄せられました。お盆であり、終戦記念日である8月15にも訓練が行われました。
 絶え間なく続けられた訓練により、2012年1月から12月までの国の機関に対する抗議の電話・メールは4117件、神奈川県と9市に対する苦情件数は7022件、合計数は1万1139件となりました。そして、神奈川県と9市に対する苦情件数は、これまでの最高となりました。
 爆音のおおもとは米空母ジョージ・ワシントンの横須賀母港にあります。空母が横須賀にいないときは静かな生活ができます。1973年10月に米空母の横須賀母港が始まった時期に政府は「空母の母港は両3年」と国会で答弁していました。39年も横須賀に居座り続ける空母、早く横須賀から出て行ってほしいものです。

神奈川県と基地周辺9市(大和市、綾瀬市、藤沢市、茅ヶ崎市、海老名市、座間市、相模原市、横浜市、町田市)に寄せられた苦情件数の推移




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