湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

竹宮惠子カレイドスコープ

2016-10-21 14:53:44 | 文学
竹宮惠子漫画の世界を網羅したビジュアルブックを読みました。
 表紙は描き下ろしジルベール!
中の年譜によると1989~2013年に、鎌倉にお住まいだったんですね。鶴岡八幡宮のぼんぼり祭で彼女の直筆イラスト入りぼんぼりが見られなくなって残念です。
それぞれの作品紹介に付いている本人のコメントで一番印象に残ったのは「ファラオの墓」に関する下記の文章。
「風と木の詩」の連載実現のために、これで読者アンケート1位を取ろうと、いわば戦略的に始めた作品でしたが、進めていくうちにキャラクターが育ち、物語をコントロールできる喜びを実感していった、私にとって大きなターニングポイントとなった作品です。スケールの大きな物語というのは、主人公だけではなく、その背後にキャラクターひとりひとりがいて、それぞれに人生がある。そういうことが、この物語を描くうちに、はっきりわかってきたんです。彼等を適材適所に配し、その人物にしか語れないセリフを言わせる。劇作にはそうした客観性が必要だと思いますし、物語の厚みに必要なことであると発見できた。
読アンでは2位だったけど「風と木の詩」連載を勝ち取れたし「風と木の詩」の物語に厚みをつける実力も蓄えられた仕事だったんですね。
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