湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

仮名と漢字

2016-02-13 03:22:42 | 
 田越川河口にて
ワードだと手では書けない漢字もやすやすと打ててしまうからつい、閉じ開き(漢字にするか仮名にするか)をあまり検討せずに漢字変換してしまいがち。
Sは一語一語、閉じるか開くかをよく考えながら手書きするのですが、そういうことにもこだわって詩を書かないといけないですよね。
漢字の国中国出身の詩人、田原さんはこんなふうに言っています。
日本語はとてもロマンチックだ。僕は、やわらかな感性を仮名文字で、抽象的なことは漢字で表現しながら詩を書いている。日本語はあいまいなところもあるが、これは決してマイナスではない。日本語は、多様性や多義性を表現するのにふさわしい言葉だ。
(浦田憲治「未完の平成文学史」より)

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