湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

冬の虚子庵

2018-11-24 00:17:36 | 文学
先月22日にご紹介した虚子庵跡付近の写真です。

由比ガ浜大通りから程近いけれど、江ノ電が通過する音と踏切の音以外はほとんどしないような場所です。帰化イギリス人の小林米珂氏から買い受けた(買わされた)家はもうないらしいですが、平屋の日本家屋が建っていて当時の雰囲気に近いのではないでしょうか。
ここで虚子が詠んだと思われる冬の句を集めてみました。
諸子来るわが鎌倉の冬日濃し
古き家によき絵かゝりて冬籠
やはらかき餅の如くに冬日かな
我が仕事炬燵の上に移りたる
世の様の手に取る如く炬燵の間
贈り来し写真見てをる炬燵かな

冬は炬燵でいろいろなことをしていたみたいですね。炬燵いいな~

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