湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

詩の三行目

2016-12-25 18:32:43 | 
今日はパンもの形。決してとぐろではありません

永瀬清子短章集「流れる髪」から詩作について書かれている箇所を引用します。
「三行目にまだ佳境に入らないような詩は駄目だ」とはきびしい師の言葉だったが、詩は自分にとっての大切なものを確認していく仕事であり、少くとも三行目に発見がなくてはならず、五行目に佳境に入っていなければならず(師よりやや私は点を甘く)そして最後に至って新しい価値がみつかっていなかったらなんにもならぬ。
 そしてそのときはじめて「記憶に価する言葉の流れ」でありうるのだ。


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