湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

プレバトに小坪漁港が

2022-01-28 17:01:14 | 文学
俳句の才能査定目当てでプレバト!!を視聴していたら、水彩画のコーナーで突然逗子の小坪漁港が映って目が釘付けに。しかも田中道子名人が実際に漁船に乗って魚捕りを体験したうえで、めちゃくちゃ丁寧に描いてくれてます。

通常ディテールがややこしいモチーフは敬遠しがち。画力に加えて意欲と根気がすごい
スケッチした時と時間帯を変えて人物を描き入れ、物語性を加えた傑作。無性にうれしくなってしまいました。

俳句のコーナーでも、名人3人揃っていい結果。
フルーツポンチ・村上名人 10段ひとつ前進 白鳥の波紋や御御籤をひらく
中句途中の詠嘆の「や」の後に、前半とは無関係なものごとが取り合わされ、言葉と言葉が火花を散らしています。
中田喜子名人 5段から6段へ昇格 肉饅どさどさ黄さんの手真っ赤
「黄さん」という名前で中華街が見えてきて、黄と赤という明色を表す2つの文字で明るい中華街の印象を読者の脳が勝手に感じてくれます。
立川志らく名人 4段から5段へ昇格 冬の路地裏に昭和が捨ててある
「昭和」の一語で、読んだ人がそれぞれの時代と物を思い浮かぶことができます。
いつも楽しみに見ているけれど、昨日は特に見応えがありました。
コメント
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