湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

萩尾望都で源氏を学ぶ

2014-07-19 21:30:35 | 文学
7月12日の投稿に続き、萩尾望都のSFマンガ第2弾「あぶない壇ノ浦」をご紹介。タイムスリップものです。
←この本の中に収録されています。

この場面の舞台は、鎌倉の鶴岡八幡宮舞殿↓

静御前が謡う
吉野山 峰の白雪 ふみわけて 入りにし人の 跡ぞ恋しきの本歌は
み吉野の山の白雪踏み分けて入りにし人のおとづれもせぬ(「古今和歌集」)
しづやしづ しづのをだまき くり返し 昔を今に なすよしもがなの本歌は
いにしえのしづのをだまきくり返し昔を今になすよしもがな(「伊勢物語」)です。
この作品に描かれている源頼朝と義経(確執すごい)のお父さん源義朝の屋敷のひとつが逗子の沼間にあったそうです。
しかし萩尾望都のマンガ、絵はうまいし面白いなあ。今回は歴史の勉強にもなったし
コメント
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