店内(なんども言うけど倉庫)中央には無造作に2つ鍋と電気ジャーだけ置いてあり。
副菜は一切なし!!
この時点でインド料理バイキングは全否定です。
でも文句なんか言えるわけないのでジャーから何米か良く分からない黄ばんだご飯
を皿に盛り,カレーの鍋へ目を向けると、鍋には「玉子カレー」と「マトンカレー」と表記
されてました。
えっ 玉子?
マトンは分かるけど玉子って何さ?
蓋を開けて納得。
ゆで卵が丸ごとカレーの鍋にプカプカ浮いてました・・・
しかも何日もかけて煮込んだんだろうね
玉子はかわいそうなくらい縮みあがりもはや即身仏状態。
インド料理は玉子に厳しいんだねとプチ学習して蓋を閉める。
えーと・・・パスでいいよね?
仕方なくマトンの蓋をあける。
くせっーーーーーー
何この獣の臭り?マトンは多少臭みあるけどこれは別格でしょ。
例えるなら洗ったことのない犬の匂い
ってこれほんとマトン?
再度激しく動揺する私の前に「インドの狂える虎」タイガージェットシン似の店主が
ノッシとやってきて、またも無言でマトンカレーを皿によそって私に突きつける。
えっ ここセルフじゃないんですか?
強張った半笑いを浮かべながらシンに会釈して、すごすごと席に戻る。もちろん両手には黄ばんだライスと獣カレー
あーなんで俺こんなとこに来ちゃったんだろと、本気で後悔しながら獣カレーを食べる。
口内に獣の臭さ爆発!!
シンはえづきながらカレーをかっこんでる私を無表情で見つめる。
残したらカレーの材料にされんのかな・・・
これ人肉じゃんねえよな?
なんて思いながらインド人に監視されながら地獄の晩餐(カレーのみ)は進む