蔵書目録

明治・大正・昭和:楽器・音譜目録、来日音楽家、音楽教育家、来日舞踊家、軍内対立、医学教育、清国留学生、林彪、北京之春 

「蓄音器用蠟管音譜表」 三光堂 (明治)

2015年04月06日 | 明治 音譜目録 三光堂
 

 蓄音器用蠟管音譜表

 P号小形蠟管 一金  八拾銭 一金壹圓    一金壹圓五拾銭以上
 G号大形蠟管 一金参圓五拾銭 一金四圓五拾銭 一金五圓   以上

 三光堂の吹込は内外の詩歌、音楽等あらゆる音声を以て表顕し能ふ者を網羅し盡せり今其重なるものにして殊に粋の粋なるものを斯道の名人に依って調達せるを挙げ華客諸君御選択の便に供す

  蓄音器吹込の図

 ●唄物之部

 かつぽれ     磯節        四季之歌     甚句
 法界節      どんゝ節      猫じやゝ     御座付三下り
 名古屋甚句    都々逸       きやりくずし   縁かいな
 三下りステテコ  鎌倉節       かりゝ節     三下り
 大津絵      桃太郎       推量節      運動甚句
 米山甚句     伊勢音頭      奴さん      字余り都々逸
 忠勇武談     こちやえい     しやべり     日清談判
 竹に雀      仙台節       せつほんかいな  鎌倉見たか
 琉球節      茄子と南瓜     伊予節      有明
 ぞめき節     外かいな      ストライキ    とつちりとん
 サノサ節     追分        越後三階節    詩くずし
 丹後節      廿世紀       さくらえ     御所の御庭
 館山甚句     詩入サノサ     詩入米山     詩入都々逸
 文句入都々逸   流行唄       深川節      博多節
 ふいとさ     出雲節       ちやんかんぽん

 ●征露替唄之部

 福嶋少将征露の歌 御座付三下り    活惚節      磯ぶし
 万歳サノサ    何だゝ節      ロシヤコイ節   四季の歌
 二上り新内    東雲節       名古屋甚句    日露談判

 ●端唄之部

 春雨       御所車       紀伊の国     夕暮
 秋の夜      梅にも春      惚れて通ふ    松盡し
 金時       綱上        梅と松      雪は巴
 浅くとも     我物        白酒       蓬莱
 宇治茶      私し国       二上り新内    淀の川瀬
 和歌の浦     富士の白雪     獅子きやり    富士の裾野
 一中節      萩桔梗       廻る日ほんのりと むつとして
 花の曇り     やりさび      十日戎      二人りが中
 初音       霧の雨       浮名立てじ    時雨降る
 薄墨       紫         ほんに思へば   竹に成りたや
 玉川       ぶんやふし     京の四季     忍ぶ恋路

 ●清元之部

 喜撰       梅ノ春       北州       権八
 明烏       十六夜清心     傀儡師      吉原雀
 保名       お染        神田祭      三社祭
 文屋康秀     落人        夕立       三千歳
 山姥       種蒔三番      四君子      山帰
 式三番      とばい

 ●常磐津之部

 将門       乗合船       関の戸      戻り橋
 お光狂乱     老松        子宝三番     山姥
 八犬伝      那須野与一     太田道灌     三人生醉
 宗清       源太        頼光蜘蛛の糸   うつぼ猿

 ●長唄之部

 勧進帳      越後獅子      鶴亀       老松
 吾妻八景     舌出三番      安宅       八千代獅子
 吉原雀      高砂        汐酌       松の緑
 七福神      外記猿       秋の色種     大薩摩
 六段       道成寺       喜撰       淺妻
 菖蒲花裕衣    桜狩        元禄踊      枕獅子
 賤機帯      浦嶋        犬神       七草
 若菜       雛鶴三番      曽我       蜘蛛拍子舞
 蓮獅子      小鍛冶       鞍馬山      相生獅子
 俄獅子      筑摩川

 ●義太夫之部

 仙台萩      太十さわり     太十夕顔棚    太十重次郎物語り
 太十初菊さわり  三勝        廿四孝      廿四孝奥
 鎌倉三台記    朝顔宿屋      朝顔琴      朝顔大井川
 玉三       阿波鳴門      熊谷呼返し    熊ヶ谷陣屋
 お駒才三     安達三のり     袖萩祭文     寺小屋
 寺小屋いろは送り 千本桜鮨屋     中将姫      佐倉宗五郎
 千両幟かみすき  千両幟呼出し    千両幟さわり   おしゆん伝兵衛
 堀川猿廻し    野崎蓮引      野崎さわり    三十三間堂上
 三十三間堂奥   阿古屋       蝶花形八ッ目   六助住家
 忠臣蔵三段目道行 桂川連理柵     紙治       弁慶上使
 日吉丸三     合邦が辻      新吉原揚屋    壺坂
 橋弁慶      夕霧伊左衛門    七福神      八陣
 本蔵下屋敷    山名屋       忠臣二度目清書  梅川忠兵衛
 松王下屋敷    阿漕平治      沼津さわり    櫓太鼓
 逆櫓       伊賀越       妹背山      寺子屋呼出し

 ●声色之部

 鞘当       曽我        景清       丸橋中彌
 石川五右衛門   赤垣源蔵      鈴ヶ森      血達磨
 玄冶店      三段目       七段目      三段目喧嘩場
 七段目文送り   清水一角      寺子屋      菅原車引
 男之助      馬盥        鏡山烏啼     勘平腹切
 幡随院長兵衛   切られお富     だつきお百    塩原多助
 大觴原才助    鷲尾金太      隅田川女清玄   紅葉山
 高野長英     勧進帳       輝虎       刈萓
 五人男      鏡山奥庭      いがみ権太    鼠小僧
 佐倉宗五郎    鋳掛屋松      小山田庄左衛門  佐野治郎左衛門
 天狗高時     扇屋熊ヶ谷     三人吉三     先代萩
 夏祭       天下茶屋      河内山宗心

 ●楽隊之部

 君が代      勧進帳       舌出三番     越後獅子
 六段       春雨        喜撰       御所車
 紀伊国      大津絵       敵ハ幾萬     惚れて通ふ
 松盡し      野崎        甚句       かつぽれ
 琉球節      ぎっちょん     九連環      四百余州
 金鵄勲章     愛国心       ボートマーチ   鉄道唱歌
 凱旋       日露軍歌      黄海記念マーチ  ケーニーカールマーチ
 ジョージマーチ  年の初       紀元節      安城渡
 エーホットタイム ムミワルス     カデッツマーチ  天長節
 ストライキ    シャンペンガロップ ホーネームーン  マルセーユ
 雪ノ進軍     ハイワザマーチ   ビクトリヤ    ストックガロップ
 カバリガロッフ  楠公        ライン河マーチ  ビッグホーアマーチ
 軍艦マーチ    日本海軍      廣瀬中佐     北海道
 アノナ      日本陸軍      ブラバラワルス  ハーブライト
 日清談判     鳥ノ林       皇族義勇兵    見渡セバ
 鶴亀       老松        ラッパ節     勇敢ナル水兵

 ●浪花節之部

 赤穂義士     鍋島猫騒動     電電小野川    国定忠治
 安中宗三郎    宮本武三四     天一坊      成田利生記
 幡随院長兵衛   檜山大作      明石仁王     宮本左門之助
 五郎正宗     桜川五郎蔵     御笑       山中鹿之助
 鼠小僧      だつきお百

 ●阿保陀羅経之部

 鳥盡し      魚盡し       国盡し      名所盡し
 舛盡し      見付盡し      反物盡し     虫盡し
 二百十日     日蓮記       考そばや     無い物盡し
 早口

 ●新内之部

 蘭蝶       三勝        明鳥       お駒才三
 千両幟      弥次喜太      花井お梅     五郎市
 清姫

 ●太神楽之部

 かつぽれ     忠臣蔵       深川節      伊勢音頭
 芝居       京都        謎々       桃太郎
 道化お寺さん   道化姉さん     道化おいらん   道化年始
 道化産見舞

 ●笛入物之部

 春雨       御所車       紀伊国      梅にも春
 京の四季     大津絵       勧進帳      越後獅子
 舌出三番     安宅        越後の国     竹に雀
 道成寺      鶴亀        喜撰       梅の春
 四丁目      十日戎       潮来節      吉原雀
 竹に成りたや

 ●富元之部

 松風       玉川        夕霧       浅間
 ざんげ高尾    那須野       鞍馬獅子     忠信
 山嫗       長生

 ●薩摩琵琶之部

 北白川宮台湾入  楠公        石童丸      吉野落
 本能寺      小督局       錦の御旗     元寇
 小楠公      兒嶋高徳      城山       廣瀬中佐
 川中嶋      吹雪の敵      威海衛      金剛石
 常陸丸      閉塞七十七士    小敦盛      日本海大海戦
 那須野與一

 ●筑前琵琶之部

 楠公桜井の駅   北白川宮台湾入   那須野與一    石童丸
 川中嶋      西郷隆盛      忠信       敦盛
 海洋島      袈裟御前      静御前      蒙古の寇浪
 木村長門守    大塔宮       叢雲       名和長年
 知盛       桶狭間       義家       太田道灌
 鵯越       小督局       景清       明智左馬之助湖水乗切
 廣瀬中佐     旅順攻撃      小楠公      常陸丸
 下戸ト上戸ノ錣引

 ●琴曲之部

 御国の誉     秋の曲       八千代獅子    末の契
 越後獅子     六段        六段替手     春の曲
 名所土産     八千代獅子、替手  松盡し      千鳥
 根引の松     みだれ       凱旋喇叭の調   岩尾の松
 高砂

 ●落語之部

 初雪       太田道灌      たらちね     かくもり
 忠臣蔵      産婆        角力       菅原
 田舎者      湯屋        十二階      七福神
 物まね

 ●唱歌之部

   ●幼稚園用

 桃太郎      兎と亀       かちゝ山     雀
 風車       おーさむ      さようなら    みーちやん
 軍ごつこ

   ●小学校用

 君が代      雲雀        虹        行軍を見る
 竹馬       朋友        月        東郷大将歓迎の歌
 学校さして    豊年        八洲の民     一月一日
 天長節      紀元節       勅語奉答     金剛石
 蛍の光      奈良の都      み谷の奥     岸のさくら

   ●女学校用

 楽しき我家    夏のあけぼの    菊        紅葉狩
 小鳥       櫻狩        琴の音      埴生の宿
 祝歌

   ●中学校用

 御国の民(米国ノ歌) 砲筒の雷(独国ノ歌) 書生の旅  馬上の少年
 甲鉄艦      荒城の月      箱根八里     寄宿舎の古釣瓶
 豐太閤      去年の今夜     凱旋       保昌
 須磨の曲     露営の夢      離れ小嶋     柳櫻
 故郷の空     勧め矢玉      破邪曲      廣瀬中佐
 時事新報征露歌  宗教の讃美歌    船曲       士気の歌
 武勲

   ●雑之部

 詩吟 各種  講談 演舌 各種

     ●其他御好次第

 

        米国コロンビヤ蓄音器製造会社代理店
          東京市京橋区銀座壹丁目三番地
 蓄音機専売店 卸小売 三光堂本店
              (長電話新橋 九七九番
              (電話 新橋四二〇四番

          東京市浅草区並木町廿三、四、五番地
  仝           仝 浅草販売店
              (長電話下谷九八八番
          大阪市南区順慶町四丁目
  仝           仝 大阪支店
              (長電話東二四一四番
          福岡市博多下西町廿三番地
  仝         仝 九州支店
              (電話五〇一番
          北海道小樽区色内町二十一番地
  仝         仝 北海道支店
              (電話三二三番
コメント

『文句集』 三光堂 2 (1910.10)

2014年01月15日 | 明治 音譜目録 三光堂
 長唄

  ◎勧進帳 其一 其二            七〇二四三 七〇二四四     芳村伊十郎 杵屋連中
  ◎勧進帳 其三 其四            七〇二四五 七〇二四六
  ◎勧進帳 其五 其六            七〇二四七 七〇二四八
  ◎鶴亀 其一 其二             七〇二四九 七〇二五〇
  ◎鶴亀 其三 其四             七〇二五一 七〇二五二
  ◎娘道成寺 其一 其二           七〇二五三 七〇二五四
  ◎越後獅子 大薩摩筑摩川          七〇二五五 七〇二五六
  ◎吉原雀 式三番叟             七〇三〇九 七〇三一四     とも、小竹 秀男、繁雄、一光、八千代、政彌、春●
  ◎娘道成寺 毬歌 梅とさんゝ        七〇三〇七 七〇三〇八
  ◎望月 其一 其二             七〇三一〇 七〇三一一
  ◎新浦島 其一 其二            七〇三一二 七〇三一三
  ◎三社                   七〇二六五           新町 君子、若作、友次、玉奴 朝次、豆鶴、豆奴

 清元

  ◎北州 神田祭               七〇二二三 七〇二二四     新近江家 小静
  ◎梅の春 太々神楽 保名          七〇二二五 七〇二二八
  ◎式三番                  七〇一七六           新橋 小静 しめ

 端唄 (落語) 備考 ○本調子 □二上り △三下り

  ◎ □春雨 ○紀伊の國           七〇二〇三 七〇二〇二     吉原 由喜 まつ
  ◎ ○梅にも春 ○京の四季         七〇二〇〇 七〇二〇一     吉原 由喜 まつ 由喜
  ◎ ○夕暮 棚の達磨 ○我が物       七〇〇三〇 七〇〇三一
  ◎ ○浅く共 ○忍ぶ恋路 お互に      七〇〇三二 七〇〇三三
  ◎ ○秋の夜 ○綱上            七〇〇三四 七〇〇三五
  ◎ □松盡し 二上り新内 火の用心     七〇〇五〇 七〇一二一     吉原 由喜 新橋 新近江家 小静
  ◎ 二上り新内 萩の枝折戸 二上り新内 平家で 七〇一二二 七〇一七二   新橋 新近江家小静
  ◎ □私し國 ○薄墨            七〇二二二 七〇二二九
  ◎ ○年の瀬や 二上り新内         七〇二五八 七〇二七四     新橋 新近江家 小静 新町 大西席 干梅
  ◎ ○暮馬子唄入字余り都々逸 ○散るは浮き 都々逸 七〇二八九 七〇二九一 三友亭 圓若
  ◎ ○梅にも春 替唄 落語 菖蒲賣     七〇二九二 七〇二八二     三友亭 圓若 笑福亭 松鶴

 常磐津

  ◎乗合舟 富士の白雪 乗合舟 叩き大工   七〇二一九 七〇二二〇     常盤津 志妻太夫 岸澤 文字兵衛 岸澤 八百八
  ◎将門 夫れ五行子 将門 嵯峨や御室    七〇二一六 七〇二一七
  ◎うつぼ猿 子寶 三番叟          七〇二一八 七〇二二〇

 新内

  ◎明鳥正夢 其一 其二           七〇一四三 七〇一四四     柳家紫朝
  ◎朝顔日記 其一 其二           七〇一三七 七〇一三八
  ◎お俊 傳兵衛 堀川 其一 其二      七〇一三九 七〇一四〇
  ◎矢間重太郎 其一 其二          七〇一四一 七〇一四二
  ◎蘭蝶 其一 其二             七〇一〇七 七〇一〇八     鶴賀吉丸 鶴賀若喜太夫 鶴賀三升
  ◎明鳥 明鳥正夢              七〇一〇九 七〇一一〇

 浪花節

  ◎赤垣源蔵 徳利の別 一ー二        七〇〇八〇 七〇〇八六     東家 二代目楽遊 三絃 戸川花助
  ◎海賊房次郎 一-二            七〇〇八七 七〇〇八八
  ◎塩原孝子傳 愛馬の別 一-二       七〇〇八九 七〇〇九〇
  ◎赤穂の直助 一-二            七〇〇九一 七〇〇九二
  ◎國定忠治 一-二             七〇〇三六 七〇〇三七     浪花亭 二代目愛造 三絃 花澤二三子
  ◎五郎正宗 一-二             七〇〇三八 七〇〇三九
  ◎源平盛衰記 一-二            七〇〇四〇 七〇〇四一
  ◎鍋島猫騒動 一-二            七〇〇四二 七〇〇四三
  ◎金刀比羅利生記 田宮坊太郎 一-二    七〇〇八〇 七〇〇八一     玉川勝太郎 三絃 花澤二三子
  ◎宇都宮騒動 一-二            七〇〇八二 七〇〇八三
  ◎栗本家騒動 一-二            七〇〇五二 七〇〇五三     京山恭為 三絃 花澤二三子
  ◎栗本家騒動 其三 牡丹燈龍        七〇〇五四 七〇〇八四     京山恭為 三絃 花澤二三子 東家 二代目 楽遊三絃 戸川花助
  ◎太功記 一-二              七〇〇四四 七〇〇四五     浪花亭 二代目 〆太 三絃 花澤二三子
  ◎太功記 三-四              七〇〇四六 七〇〇四七
  ◎越後騒動 一-二             七〇〇四八 七〇〇四九

 源氏節

  ◎小栗判官 石童丸             七〇二八三 七〇二八四 岡本小美根
  ◎佐倉宗五郎 渡し場 加賀美山 奥庭    七〇二八五 七〇二八六

 法界節

  ◎春雨 追分 竹ならば           七〇〇九五 七〇一〇五
  ◎元禄節 サノサ              七〇〇九六 七〇〇九七
  ◎推量節 法界節              七〇一〇三 七〇一〇四
  ◎ラッパ節 四季の唄            七〇〇九八 七〇〇九九
  ◎どっこいさ 追分 蝦夷や松前       七〇一〇二 七〇一〇六  

 落語

  ◎高砂屋 一ー二              七〇一五二 七〇一五三     柳家小さん
  ◎浮世風呂 一ー二             七〇一四八 七〇一四九
  ◎豊竹屋 一-二              七〇一五〇 七〇一五一     
  ◎生粋                     七〇一五四 七〇一五五     
  ◎粗忽長屋 一-二             七〇一五六 七〇一五七
  ◎無筆 一-二                七〇一五八 七〇一五九
  ◎小言幸兵衛 一-二            七〇一六〇 七〇一六一
  ◎小言幸兵衛 三 痩我慢          七〇一六二 七〇一六三
  ◎十徳 一-二                 七〇一八一 七〇一八二
  ◎二階ゾメキ 一-二             七〇一八三 七〇一八四
  ◎出入帳 一-二               七〇一八五 七〇一八六
  ◎花色木綿 一-二              七〇一八七 七〇一八八
  ◎柿と栗、大学屋 竹の子          七〇二五九 七〇二六〇
  ◎一枚起請 五目講談            七〇二六一 七〇二六二
  ◎ひらのかげ 神鳴              七〇二六三 七〇二六四
  ◎曾我櫻口無し しまつ人          七〇二八一 七〇二八一

 太神楽及阿保陀羅經

  ◎元祖活惚 日露戦争蟲盡し         七〇〇五八 七〇〇六五     豊年齊梅坊主連中

  元祖活惚

 爰もと御覧に入れまするは紀州鳥羽節活惚踊り始り左様、活惚々々コリヤヨイヨイサ、沖の暗いのに白帆がヤーアゝ見ゆる、アレハ紀伊の國ヤレコノコレワイナ、蜜柑船アヽイアアイみかん船ヤーまゝや、アレワ紀伊の國ヤレコノコレワイナみかん船、豊年ぢや萬作ぢや、明日は旦那の稲苅で小束にまるめて一寸投げた、今年アサツサ世が宜て今年ア世がよて穂に穂が咲いて、エオツセツセノコレワイセー穂めらに穂が咲いたコノ妙かいな。
 此儀御目止りますれば次なる事を御覧に入れます。

  日露戦争 蟲盡し

 サア始まります。
 今度日露の事件に就きまして数多 あまた の蟲が集まり、日へ御味方をば致さんと数多の蟲が集まりて、海陸共に二分れで、陸の大将清水谷まむし閣下の號令で、馬えお揃へた青とかげ日の丸御光も天道蟲、●鉄砲蟲の砲先を揃へて撃出す玉蟲も、大山閣下の蟒蛇 うわばみ が旅順の敵を一吞みと、實 げ に紅の舌を巻き足を揃へて百足山、兩眼鏡で蜂の巣まで遼陽占領働きは、サーベル抜いてげぢゞなす、丁々てふの戦は目覚す蚊が喰ふひのありなり、何所ともなく皀角子 さいかち 蟲が飛び来りて敵兵をば、肩に擔 かつ いで芋蟲ころりと投附けたら、敵は驚き屁發 へっぴり 蟲、ばつたゞと打倒され、やうゝ立て弱蟲が、歩るく一イ二ウ ひいふう 又倒れ、愈々降参此の末は、何の蝗と申しましやう、命さへありや、國の産物、旅順も嬶 かかあ も子供も何にも要ない、皆日本へステッセルだ、なんと仰しやつた。
 愈々勿体なくも日蓮聖人甲斐の國に渡らせ給ひ、勘作の成佛と云ふ最 いと ど正根の御話だが、後連追々繰込みました此にて止むる次第なり。

  ◎出駄羅目經 道化年始           七〇〇六六 七〇〇六一
  ◎道化おかめ 舞ひ物盡し          七〇〇六〇 七〇〇六七
  ◎反物盡し  名所盡し           七〇〇六三 七〇〇六四
  ◎道化娣さん 楽屋囃子           七〇〇五七 七〇〇五九
  ◎住吉伊勢音頭 深川節           七〇〇五六 七〇〇五五
  ◎道化嫁取間違 一ー二           七〇〇六九 七〇〇七〇
  ◎道化 出産見舞い 都々逸 鳥盡し     七〇〇六二 七〇〇六八

 明治四十三年 〔一九一〇年〕 十月二十日発行 ≪非売品≫ 編輯兼発行者 林修一郎 印刷所 東洋印刷株式会社 

 広告は、次の通りである。

 ・〔コスミ石鹸〕 玉磨かざれば 光りなし 磨き給へ 磨き給へ
 ・音譜用自働刷毛
 ・重函蓄音器
 ・蓄音器三光堂

  

 明治四十三年十月十七日印刷
 明治四十三年十月二十日発行  ≪非売品≫

 不許複製

   東京市豊多摩郡大久保村大字西大久保五百十四番地
 編輯兼発行者 林修一郎
   東京市京橋区南小田原町二丁目九番地
 印刷者 中野太郎
   東京市芝区愛宕町三丁目二番地
 印刷所 東洋印刷株式会社
コメント

『文句集』 三光堂 1 (1910.10)

2014年01月15日 | 明治 音譜目録 三光堂
 文句集

  歌集 うたしゅう の序1頁・本書の内容1頁・口絵4頁・本文312頁・広告4頁。なお、文句中、伏字〔●〕箇所も若干ある。

  歌集の序 〔下の●は欠損箇所〕

 歌集は、夫れ猶一口量程の如きか、菜漬 なびた しもあり、酢の物もあり、旨煮●●●、刺身もあり、口取もあり、中には非常の珍品もあるなり、言ふこと莫れ、往々鄙俚 ひり を交ふと、幕 ひき の遠音も、自然の音楽、萬葉詩經は、在郷歌の集合なり、琵琶歌を好む者は琵琶歌を取れ、唱歌を好む者は、唱歌を取れ、浄瑠璃を好む者は、浄瑠璃を取れ、柳は緑、花は紅

   需に應じて   三味道人書す 

   本書の内容

 唱歌、詩吟 薩摩琵琶 筑前琵琶 浄瑠璃 小唄 長唄清元 端唄 常盤津、新内 浪花節 落語 太神楽及阿保陀羅経 源氏節、法界節


 口絵

       

 ・三光堂 松本常三郎氏、Mr.Richrd Werdermann、Mr.Paul Lehmann
 ・東京銀座 三光堂本店、大阪心斎橋 三光堂支店
 ・九州博多 三光堂支店、東京浅草 三光堂支店、北海道小樽 三光堂支店
 ・〔蓄音器〕

 唱歌、詩吟

  ◎君が代、軍艦行進。鉄道唱歌     番号 七〇二四二 七〇二三六 演奏者 赤星國星 千葉千代子 細井富士男子 小山喜久子 
  ◎電車唱歌。浦島太郎、桃太郎        七〇二三七 七〇二三九

  電車唱歌

 玉の宮居は丸の内  近き日比谷に集まれる 電車の道は十文字  先づ上野へと遊ばんか。
 左に宮城拝みつゝ  東京府庁を右に見て  馬場先門や和田倉門 大手町には内務省。
 渡るも早し神田橋  錦町より小川町    乗換しげき須田町や 昌平橋を渡り行く。
 神田神社の広前を  過ぎて本郷大通り   右に曲りて切通し  仰ぐ湯島の天満宮。
 いつしか上野広小路 さて公園に見るものは 西郷翁の銅像よ   東照宮の御霊廟よ。
 博物館に動物園   パノラマ美術展覧会  不忍池畔の弁財天  四季の眺めもあかぬかな。
 浅草行に乗り行かば 左の上野ステーション 走るも早し車坂   清島町を打ちすぎて。
 はや目の前に十二階 雷門より降り立てば  こゝ浅草の観世音  詣ずる人は肩をする。
 五重の塔よ仁王門  水族館に花屋敷    踊玉乗珍世界    奥山あたりの賑かさ。

  ◎牛若丸、笛と太鼓。兎と龜、雁、菊     七〇二三八 七〇二四〇
  ◎鳩ぽつぽつ、雀、軍さごつこ、左様なら。  七〇二四一 七〇一七七     宇野六郎
  ◎鞭声粛々、櫻狩。月落、踏破        七〇一七八 七〇一七九
  ◎残月、落花紛々。本能寺、妻臥病床     七〇一八〇 七〇一三二     源七郎

 薩摩琵琶

  ◎金剛石 若木の花             七〇〇一六 七〇〇一七     那須祐直
  ◎川中島 一ー二              七〇〇一八 七〇〇一九
  ◎城山  一-二              七〇〇二〇 七〇〇二一
  ◎送別  一-二              七〇〇二二 七〇〇二三     永田錦心
  ◎毒饅頭 一-二              七〇〇二四 七〇〇二五
  ◎石童丸                   七〇〇二六 七〇〇二七
  ◎櫻狩  一-二              七〇〇二八 七〇〇二九

 筑前琵琶

  ◎四條畷 一-二              七〇〇〇四 七〇〇〇五
  ◎義家  一-二              七〇〇〇六 七〇〇〇七
  ◎芳流閣 一-二              七〇〇〇八 七〇〇〇九
  ◎備後の三郎 一-二            七〇〇〇一 七〇〇〇二
  ◎備後の三郎 其三 扇の的         七〇〇〇三 七〇〇七九     松本旭鶴
  ◎菅公  一-二              七〇〇七一 七〇〇七二
  ◎菅公 其三 石堂丸            七〇〇七三 七〇〇七八
  ◎霊馬漣 一-二              七〇〇七四 七〇〇七五
  ◎夜の鶴 一-二              七〇〇七六 七〇〇七七

 浄瑠璃

  ◎先代萩 一-二               七〇〇一〇 七〇〇一一     浄瑠璃 豊竹和廣 三絃 豊澤傳之助
  ◎壺坂澤市内 一-二            七〇〇一四 七〇〇一五
  ◎八陣 八ツ目 お俊傳兵衛堀川       七〇一一七 七〇一一八     新橋 小松家助八
  ◎袖萩祭文 太功記十段目          七〇三二六 七〇三三六     浄瑠璃 豊竹右昇 竹本菅太夫 三絃 豊澤竹三郎
  ◎三十三間堂前奥きやり           七〇三二七 七〇三二八     豊竹右昇
  ◎玉藻前三段目 一-二           七〇三二三 七〇三二五     豊竹喜昇
  ◎阿波の鳴戸 朝顔大井川          七〇三二二 七〇三二四
  ◎三勝半七 一-二             七〇三一五 七〇三一六     豊竹呂昇
  ◎三勝半七 三 朝顔大井川         七〇三一七 七〇三三一
  ◎壺坂澤市内 一-二            七〇三一八 七〇三一九
  ◎先代萩 一-二              七〇三二〇 七〇三二一
  ◎朝顔宿屋 一-二             七〇三二九 七〇三三〇
  ◎堀川鳥邊山 一-二            七〇三三二 七〇三三三
  ◎堀川鳥邊山 三 野崎連印         七〇三三四 七〇三三五
  ◎鈴ヶ森 さわり 二上り唄         七〇二九三 七〇二九四     浄瑠璃 竹本雛太夫 三絃 豊澤竹三郎
  ◎伊賀越沼津 新口村            七〇二九五 七〇二九八
  ◎新吉原揚屋 一-二            七〇二九六 七〇二九七
  ◎阿波の鳴戸 日吉の三           七〇二九九 七〇三〇〇
  ◎三人上戸 一-二             七〇三三九 七〇三四〇
  ◎寺子屋 いろは送り 太功記十段目 夕顔棚 七〇三四一 七〇三四二
  ◎日蓮記三段目 野崎連印          七〇三四三 七〇三四六
  ◎太功記十段目 初菊さわり 壺坂萬歳唄   七〇三四四 七〇三四五
  ◎八陣八ツ目 千本櫻鮨屋          七〇三〇一 七〇三〇二     浄瑠璃 竹本春子太夫 三絃 豊澤新左衛門
  ◎三勝半七酒屋 一-二           七〇三〇三 七〇三〇四
  ◎三勝半七酒屋其三 廿四孝十種香      七〇三〇五 七〇三〇六
  ◎三國関所 一-二             七〇三四七 七〇三四八     浄瑠璃 大阪素人名人 小清水 三絃 豊澤竹三郎
  ◎小春紙治 合邦ヶ辻            七〇三四九 七〇三五〇     浄瑠璃大阪素人名人貴鳳 三絃 豊澤竹三郎
  ◎明鳥 三十三間堂             七〇三五一 七〇三五二     浄瑠璃大阪素人名人貴若 三絃 鶴澤三二

 
 小唄

  ◎小唄かっぽれ 御座附三下り越後獅子    七〇〇五一 七〇一一一     吉原 由喜 新橋 しめ、小静、喜代、幸太郎
  ◎御座附三下り雛鶴三番 騒唄 二上り甚句  七〇一一二 七〇一一三
  ◎騒唄 琉球節 奴さん活惚         七〇一二三 七〇一六四
  ◎騒唄 サノサ 潮来節           七〇一六六 七〇一六七
  ◎都々逸 木遣入 磯節           七〇一六八 七〇一七一
  ◎三下りかきつばた下田節 字余り都々逸しゃべり 七〇一六五 七〇一七五   新橋 小静 喜代
  ◎米山甚句 さつま節二上り都々逸      七〇一七〇 七〇一六九     新橋 しめ、小静 新近江家 小静
  ◎瞽女節 其一 其二            七〇一一九 七〇一二〇     新橋 〆松家 しめ
  ◎御座附三下り みせすがゞき 都々逸    七〇二二六 七〇二二七     新橋 新近江家 小静
  ◎大津絵 春の夜 鎌倉節 すぼらん 棚の達磨さん 七〇一七三 七〇一七四
  ◎追分 おしよろ高島 鳥も通はぬ      七〇一一四 七〇一一五     新橋 新津國家 六榮
  ◎追分 櫂藻も櫓も 船底の枕外して     七〇一一六 七〇一九二     新橋 新津の國家 六榮 壽家 かく
  ◎追分 一夜の情 いましめの縄       七〇一九三 七〇一九四     新橋 壽家 かく
  ◎追分 おしよろ高島 博多節 博多帯しみ  七〇一九五 七〇一八九     新橋 壽家 かく 赤坂 林家 東助
  ◎博多節 百万石の知行取より 出雲節    七〇一九〇 七〇一九一     赤坂 林家 東助 新橋 久升鶴喜代
  ◎おけさ節 騒唄 新潟甚句         七〇一九六 七〇一九七     新橋 かく 秀梅 しめ 柳橋 末子
  ◎茄子と南瓜 都々逸 猫ぢや 梅ヶ枝 サノサ 七〇一九八 七〇一九九    新橋 喜代 しめ かく 喜代 しめ
  ◎御座附三下り 朝妻船 騒唄 三下り    七〇一二四 七〇一二六     日本橋 小染 春子 小ゑん 新駒
  ◎御座附三下り 吉原雀 騒唄 サノサ    七〇一二五 七〇一二七
  ◎トッチリトン 八百屋お七 諸国甚句(詩吟入) 七〇一二八 七〇一三〇   七昇亭花山文
  ◎大津絵 青年(詩吟入) 都々逸(鳴声入) 七〇一二九 七〇一三一
  ◎本調子 木遣 大津絵 三勝(二上り新内入)七〇一三三 七〇一三五     三升家 勝次郎
  ◎二上り 木遣 大津絵(口上入)      七〇一三四 七〇一三六     浄瑠璃 竹本春子太夫 三絃 豊澤新左衛門
  ◎ラッパ節(三ツ合セ) 名所節       七〇一四五 七〇一四六     春風亭 楓枝
  ◎座敷騒ぎ 推量節             七〇一四七 七〇二〇五     春風亭 楓枝 柳家 小三太 文の屋 かしく
  ◎深草のトッチリトン ゾメキ節 二上りウロヌキ 七〇二一〇 七〇二一五   文の屋 かしく
  ◎喇叭甚句 大津絵 枕取る手 オッチョコチョイノチョイ 七〇二〇九 七〇二一二 文の屋 かしく 柳家 小三太 
  ◎大津絵 摺鉢の愚痴 相撲甚句 越後の國 おけさ節 七〇二一三 七〇二一四
  ◎種盡しのトッチリトン 都々逸 新博多節 木更津甚句 七〇二一一 七〇二九〇 文の屋 かしく 三友亭 圓若
  ◎小唄 槍さび 清元の春雨 ちゃらゝ    七〇二八七 七〇二八八     三友亭 圓若
  ◎酒席の都々逸 法界 臺灣節        七〇二〇四 七〇一〇一     柳家 小三太 庄司竹養 法界連中
  ◎十二月                  七〇二六七           新町 君子、若作、玉奴、友次 三ツ奴、豆奴、豆鶴
  ◎御座附三下り 野崎(笛入)        七〇二六九 七〇二七〇     君子、朝次、三ツ奴、豆鶴、豆奴、若作、友次、君子、朝次、玉奴 
  ◎傘を手に持ち、伊勢音頭 獅子は喰はねど  七〇二七七 七〇二七八     君子、若作、玉奴、友次 豆鶴、三ツ奴、豆奴、朝次、君子
  ◎ラッパ節 大津絵             七〇二七九 七〇二七二     友次、若作、朝次、豆奴、豆鶴、三ツ奴、 干梅、友次
  ◎三下り木遣 やすぎ節 槍さび       七〇二七一 七〇二七五     新町 大西席 友次
  ◎槍さび 名古屋甚句            七〇二七六 七〇二七三     千梅 君子 若作 大西席 干梅
コメント

『日本新音譜目録』 三光堂 (1911.5)

2013年12月02日 | 明治 音譜目録 三光堂
  独逸国ライロホーン会社製造 
 日本新音譜目録  両面 音譜 STARKTON  

  三光堂

           大阪市南区順慶町四丁目百廿九番地
   欧米蓄音器直輸入発売元 東京銀座三光堂大阪支店
           長電話 南三二八三番
 

 西暦千八百七十六年タマス、エ、エヂソン氏初めて蓄音機発明せられてより発器の発表となり、倍々斯界の研究改善をしたる結果は茲に優秀世界に無比なる我ライロホーン、スタクトーンの蓄音機音譜を生出しするにいたり候。
 声調は全く乱れて原音の音色を止めず且つ発音の明瞭正確を欠き単に器械に依て発音する不可思議の物体として世上の歓迎を得たるに過ぎず、従業者また顧客の眷顧に馴れて、その材料品質の選択を等閑に附し発音の喧噪なるが如きは全く顧みざるの状態にありしが、これ本邦蓄音機販売の鼻祖たる弊堂の密かに耐へざりしところ即ち鋭意その改善に腐心し、完全なる理想的音譜を得んと焦慮しつゝありし折柄、宛もよし世界に冠たる独逸伯林市ライロホーンウエルケ会社の東洋一手総代理店を依嘱せらるゝに接し、その製品を験するに最新学理を応用し改善に改善を加へたるを以て発音最も正確にして曲調また最も精緻を極め妙を尽して聊か原音に違ふ事なきを思はしむるのみならず、材料の精選と技工の熟練とは其の耐久力を倍加し、殆ど理想に近きを覚知仕候。依●●らに快諾を與へ、一昨四十二年六月取りあへず同社の技師長ポール、レーマン●●●〔技師を〕聘して本邦有名の楽界諸名家に懇嘱し曲種を撰んでその妙音を原版に●●過般旗印ライロホーン音譜として発売せるに幸にも江湖の讃賞を博した●●●実に弊堂の光栄とするところに候。然るにその曲種比較的少数なりしため●く愛顧諸彦の希望に添ふを得ず、大方の眷顧に背くの嫌ひありしをもて、昨四十三年十一月再びレーマン技師を招致し、多年苦心研究を積める特技を揮はしめ、名家の妙曲数百種を増収せしめたれば、一千九百九年度分を加へて、茲に一千種に近き完全なる本邦新音譜を有する事と相成候。而して本年一月以来本国会社をしてその調製を急がしめつゝありしが、今回右新旧両種多数の音譜新着致し候により謹而愛顧諸彦に御披露申上候。何卒本音譜の特色たる
     発音の明瞭正確なる点    原音の音色に違はず発音する点
  凡て両面盤に調成せしめしを以て携帯取扱に至便なる点と、前記材料精選の結果耐久力の倍加せる点とを御試験被下度、また従来の蕪雑なる音譜と御比較被下候はゞ本旗印ライロホーン、象印スタクトーン新音譜の優秀なるは明なるべく、、弊堂の声明決して江湖を欺かざるを認知せらるゝに難からざる義と存候。幸にして弊堂の微意御諒察を得ば倍旧の御懇命偏に奉願上候。

     明治辛亥歳五月                    三光堂主人


 目次

 ◎唱歌之部 
 ◎詩吟之部 
 ◎薩摩琵琶之部 
 ◎新派筑前琵琶 筑前琵琶 之部 
 ◎三曲之部 
 ◎謡曲之部 
 ◎軍楽隊之部 
 ◎義太夫之部 
 ◎端唄、笛入、及びピアノ入之部 
 ◎哥澤節之部 
 ◎歌澤節之部 
 ◎長唄之部 
 ◎清元之部 
 ◎常磐津之部 
 ◎新内之部 
 ◎浪花節之部 
 ◎落語之部 
 ◎太神楽及阿保陀羅経 之部 
 ◎源氏節之部 
 ◎法界節之部

 

 A象印 スタクトーン両面盤音譜 定価金参円五拾銭也
  象印 スタクトーン両面盤音譜 定価金参円也
  旗印 ライロホーン両面盤音譜 定価金貮円八拾銭也

 ◎三光堂製クラウン片面音譜目録、別葉に御座候

 ◎ライロホーン音譜の栞 近刊
 ◎長唄名曲評釈新作十二ヶ月 近刊

   
  ライロホーン スタクトーン 両面日本新音譜目録

  ◎唱歌之部

 御註文番号 商標 曲名 奏曲者

 七〇五七〇 象印 君が代(ピアノ ヴアイオリン 入) 東京音楽倶楽部員四名
 七〇五七五 同  春の野、虫の楽隊 同上
 七〇五七二 同  一月一日、天長節 同上
 七〇五七一 同  紀元節 同上
 七〇五七三 同  蛍の光 同上
 七〇五七四 同  戦友 同上
 七〇六六一 同  ホーホケキヨ、風車、お月様、ポチト玉、進めゝ 東京音楽倶楽部員五名二四二
 七〇六六三 同  汽車、蜂、雛 同上
 七〇六六二 同  大江山、辨慶 同上
 七〇六六四 同  猿蟹合戦、花咲爺 同上
 七〇七七五 同  廣瀬中佐 同上
 七〇六六六 同  道は六百八十里、軍艦行進 同上
 七〇六六七 同  軍隊歓迎、大和心 同上
 七〇六六八 同  軍艦行進、森の小鳥 同上
 七〇二三六 同  鉄道唱歌 ピアノ 赤星國星、千葉千代子、細井富士男子、小山喜久子
 七〇二四一 同  鳩ぽつぽつ、雀、軍ごつこ、さようなら 同上
 七〇二三七 同  電車唱歌 同上
 七〇二三九 同  浦島太郎、桃太郎 同上
 七〇二三八 同  牛若丸、笛ト太鼓 同上
 七〇二四〇 同  兎ト亀、雁、菊  同上
 七〇二四二 旗印 君が代、軍艦行進 同上
 七〇一三二 同  詩吟 本能寺、妻臥病床 源七郎

 ◎詩吟之部

 七〇六〇五 象印 棄兒行 伊東正為
 七〇五九八 同  衣至肝、落花紛々 同上
 七〇五九七 同  霧満軍営、本能寺 同上
 七〇五九九 同  力抜山、男兒志立、壮士軽命 同上
 七〇六〇〇 同  白虎隊 上    同上
 七〇六〇一 同  同 上下     同上
 七〇六〇二 同  日出国      同上
 七〇六〇三 同  蹴破、勝官軍   同上
 七〇六〇四 象印 孤軍、臺北、大聲 伊東正為
 七〇六〇六 同  飛雨、鞭聲    同上
 七〇一七七 同  捨兒       宇野六郎
 七〇一七九 同  月落、踏破    同上
 七〇一七八 同  鞭聲粛々、櫻狩  同上
 七〇一八〇 同  殘月、落花紛々  同上

 ◎軍楽隊之部

 七〇六二八 象印 君が代 愛国心 大日本帝国海軍軍楽隊
 七〇六二六 同 軍艦行進曲 同上
 七〇六二七 同 独逸国国家、‘Die Wacht am Rhein’ プロシアン、マーチ ‘Preusssen marsch’ 同上
 七〇六二九 同 ラ、マルセレエズ ‘ La Mar seillaise’ 同上
 七〇六三〇 同 波ワルス Over the waves Waltz 同上
 七〇六三一 同 ケエニツヒ、カール、マーチ Ko〔¨あり〕nig Karl Marsch 同上
 七〇六三四 同 ヂョウヂ、マーチ Marching through Georgia 同上
 七〇六三二 同 勇敢なる水兵 上 同上
 七〇六三三 同 同上 下 同上
 七〇六三五 同 ヒヤワサ マーチ Hiawatha March 同上
 七〇六三六 同 ゲート、シチイ、マーチ Gate City March 同上
 七〇六三七 同 東京行進曲 同上
 七〇六四九 同 威海衛封鎖行進曲 同上
 七〇六四〇 同 六段 上 同上
 七〇六四一 同 同上 下 同上
 七〇六四二 同 汐汲み 上 同上
 七〇六四三 同 同上 下 同上
 七〇六四五 同 かつぽれ 同上
 七〇六四四 同 舌出し三番叟 同上
 七〇六四七 同 オワルド、ラング、サイン Auld Lang Syne 同上
 七〇六四八 同 アンダー、ザ、ダブル、イーグル、マーチ Under the double Eagle March 同上
 七〇六四六 同 清曲太湖船 Chinese Melody ‘Ta-Hoa-Tshwan’ 同上
 七〇六五六 同 グラジアトアス、フエアーウエル Gladiator’s Farewell 同上
 七〇六三八 同 越後獅子 同上
 七〇六三九 同 雛鶴三番叟 三光堂音楽部委員連中

 ◎端唄、笛入、及ピアノ入之部

 七〇五八五 象印 春雨(笛入)  吉原 由喜 松の屋緑枝
 七〇五八一 同  梅にも春(同) 同上
 七〇二〇三 同  春雨      吉原 由喜 まつ
 七〇二〇二 同  紀伊の國    同上
 七〇五八二 同  同上(笛入)  吉原 由喜 吉原 由喜 まつ
 七〇五八六 同  御所車(同)  同上
 七〇二〇〇 同  梅にも春    吉原 由喜 まつ
 七〇二〇一 同  京の四季    同  由喜
 七〇五八一 同  同上(笛入)  同上    松の家緑枝
 七〇五八七 同  大津繪(同)  同上
 七〇五八四 同  潮来節(同)  同上
 七〇五八八 同  竹に成たや   同上
 七〇五八九 象印 清元喜撰 (笛入) 爰に極まる楽しさよ 吉原由喜 松の家枝
 七〇五九〇 同  十日戎(同)  同上
 七〇五七九 同  調和楽 春雨 ピアノ ヴアイオリン 入 ピアノ 澤田柳吉、唄 由喜、ヴアイオリン 東季治
 七〇五八〇 同  長唄 鶴龜 庭の砂 同 同上
 七〇〇三〇 同  夕暮、棚の達磨 同上
 七〇〇三一 同  我が物     同上
 七〇〇三二 同  浅く共     吉原 由喜
 七〇〇五〇 同  二上り松盡し  同上
 七〇〇三四 同  綱上      同上
 七〇二二二 旗印 私し國     新橋 新近江家 小静
 七〇二二九 同  薄墨      同上
 七〇二八九 同  夕暮 馬子唄入 字余り都々逸 大阪 三友亭 圓若
 七〇二九一 同  散るは浮き 都々逸 同上
 七〇二九二 同  梅にも春 替唄 同上
 七〇二八二 同  落語 菖蒲賣  同 笑福亭 松鶴

 ◎哥澤節之部

 七〇四八一 象印 我が物     四代目哥澤芝金 芝きよ子
 七〇四八五 同  秋の夜     同上
 七〇四八二 同  紀伊の國 上  同上
 七〇四八三 同  同上   下  同上
 七〇四八四 同  夕暮      同上
 七〇四八八 同  伊達模様    同上
 七〇四八六 象印 薄墨 上    四代目哥澤芝金 芝きよ子
 七〇四八七 同  同上 下 秋の野に出てヽ 同上

 ◎歌澤節の部

 七〇四六八 象印 宇治茶     歌澤寅右衛門 同 登美治
 七〇四六九 同  海晏寺     同上
 七〇四七〇 同  玉川      同上
 七〇四七一 同  枯野      同上
 七〇四七二 同  春は賑     同上
 七〇四七三 同  浅く共     同上
 七〇四七四 同  淀の川 上  同上
 七〇四七五 同  同上   下  同上

    

 ・吉住小三藏
 ・吉住小三郎
 ・杵屋六四郎
 ・大阪南地 富田屋八千代、大阪南地 大和屋政彌

 ◎常盤津之部

 七〇四三八 象印 乗合船       其一   柳家小さん 常磐津 都太夫
 七〇四三九 同  同上        其二   同上
 七〇七九五 同  同上 筑波根の   其一   大阪 寶集家 金之助
 七〇七九六 同  同上 富士の白雪  其二   同上
 七〇二一九 旗印 同上 富士の白雪       常磐津志妻太夫 岸澤文字兵衛 岸澤八百八
 七〇二二〇 同  同上 叩大工のこつとらが   同上
 七〇二一六 同  将門 夫れ五行子  其一   同上
 七〇二一七 同  同上 嵯峨や御室の 其二   同上
 七〇四三六 象印 同上 嵯峨や御室の 其一   柳家小さん 常磐津 都太夫
 七〇四三七 同  同上 ほのゞと   其二   同上
 七〇七九一 同  堀川猿廻し お猿は目出度や 其一 大阪 寶集家金之助
 七〇七九二 同  同上 あろかいな  其二   同上
 七〇七九三 同  獅子の狂 斯くては果じと両人が 其一 同上
 七〇七九四 同  同上 逃んとすれば 其二   同上
 七〇二一八 旗印 うつぼ猿           常磐津志妻太夫 岸澤文字兵衛 岸澤八百八
 七〇二二一 同  子寶三番叟 佐保姫の霞長閑に 同上

 ◎法界節之部

 七〇七七八 象印 かつぽれ     大阪 上野一瓢法界連中
 七〇七七七 同  追分鳥も通はぬ  同上
 七〇七七一 同  博多節      同上
 七〇七七二 同  立山甚句     同上
 七〇七七三 同  ラツパ節     同上
 七〇七七五 同  安来節      同上
 七〇七七四 同  サノサ節 琉球節 同上
 七〇七七六 同  米山甚句     同上
 七〇五二〇 同  サノサ      庄司竹養 法界連中
 七〇五二一 同  ラツパ節     同上
 七〇五二二 同  追分 北山時雨 江差通ひ 同上
 七〇五二三 同  追分 松 尺八  庄司竹養
 七〇〇九五 旗印 春雨       同 法界連中
 七〇一〇六 同  追分 蝦夷や松前 同上
 七〇〇九六 同  元録節      同上
 七〇〇九七 同  サノサ      同上
 七〇一〇三 同  推量節      同上
 七〇一〇四 同  法界節      同上
 七〇〇九八 同  ラツパ節     同上
 七〇〇九九 同  四季の唄     同上
 七〇一〇二 同  どつこひさ    同上
 七〇一〇五 同  追分 竹ならば  同上

 ◎源氏節之都

 七〇二八三 旗印 小栗判官照手姫   大阪 岡本小美根
 七〇二八四 同  石童丸       同上
 七〇二八五 同  佐倉宗五郎渡し場  同上
 七〇二八六 同  加賀見山奥庭    同上

 下は、裏表紙。

 

  ライロホーン、ウエルケ会社 東京一手総代理店

  東京市京橋区銀座一丁目
  三光堂本店  
     (電話京橋九七八番)(長電話京橋九七九番) 振替貯金口座東京六四二五番
  東京市浅草区並木町    
  同 浅草支店 
     (長電話下谷九八八番) 振替貯金口座東京一九八八番    
  大阪市南区順慶町四丁目百廿九番屋敷
  同 大阪支店 
     (長電話南三二八三番)   
  福岡市博多下西町
  同 九州支店
     (電話五〇一番) 振替貯金口座福岡三八四番
  北海道小樽区色内町
  同 北海道支店
     (電話三二三番)
 
  非賣品  三光堂印刷部印行 
コメント