2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 小倉千加子著『結婚の条件』(朝日文庫)

2010-09-20 13:16:26 | 読書
恋愛が永遠的で絶対的であるという夢物語を信じる人間の弱さが国の達成すべきものと合致するから、「結婚制度はその威力を失わない」(153頁)と主張されている。
これと、解説の小倉さんの格闘する対象が「戦後日本の女性の意識」である(196頁)ということとは違う。後者の捉え方は狭い過ぎないだろうか。。
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