本書で、小島さんが子どものときは、他人との距離感がわからずに苦労されたようだ。それは、人付き合いが得意ではなかったお母さんの影響が大きい。そのため、小島さんはお母さんとの関係がしんどいものだったようだ。
本書の題名に幸福論とあるが、確かに全三章のうち第二章で幸福論が展開されるが、全体的には希望とは何かというようなことが繰り返し登場する。
その希望とは、「人の数だけ本当のことがあって、それはどれも取り替えのきかないものだから、私たちは決して同じではない」が「必ず調和する瞬間」(164頁)があることだと、小島さんはいう。
確かにそうだとは思うが、相手によっては、その調和するところまで至るまで、多大な努力を要したりするので、希望はいつも手の届くところにはないというのが、厳しい現実であることを忘れることはできない。
本書の題名に幸福論とあるが、確かに全三章のうち第二章で幸福論が展開されるが、全体的には希望とは何かというようなことが繰り返し登場する。
その希望とは、「人の数だけ本当のことがあって、それはどれも取り替えのきかないものだから、私たちは決して同じではない」が「必ず調和する瞬間」(164頁)があることだと、小島さんはいう。
確かにそうだとは思うが、相手によっては、その調和するところまで至るまで、多大な努力を要したりするので、希望はいつも手の届くところにはないというのが、厳しい現実であることを忘れることはできない。