1988年出版の単行本の文庫版(1991年)。当時の空気がわかります。
本書からひとつだけ紹介するとすれば、「二百年の木を使ったら、二百年は使える仕事をしなきゃ、木に対して失礼ですから」(161頁)。このような考え方は、いまや廃れてしまったかもしれないが、モノ作りに携わる人はそのような気持ちをもってもらいたい。そうしないと、本当にいいモノは作れないはず。
本書からひとつだけ紹介するとすれば、「二百年の木を使ったら、二百年は使える仕事をしなきゃ、木に対して失礼ですから」(161頁)。このような考え方は、いまや廃れてしまったかもしれないが、モノ作りに携わる人はそのような気持ちをもってもらいたい。そうしないと、本当にいいモノは作れないはず。