ブログNPO法人労働組合作ろう!入ろう!相談センター

NPO法人労働組合作ろう!入ろう!相談センターと東京東部労働組合の記録

労働組合サービス連合は、厚労省への要望書「みなし労働を認めろ」を撤回してください

2007年09月25日 10時45分07秒 | 添乗員・旅行業界

労働組合サービス連合は、厚生労働省への要望書「みなし労働を認めろ」をただちに撤回してください。
労働組合「サービス・ツーリズム産業労働組合連合会(サービス連合)」は、阪急交通社、JTB、日本旅行、読売旅行など大手の旅行会社の社員で構成されているといわれている労働組合。

みなし労働とは?こちらをごらん下さい。
http://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/bd0cf7c0405b68d73d8406a2027aa907
http://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/2fb28ae7d31d14cb60922570df8d1a61

********************************

全国の添乗員の皆さん! HTS支部を励ましてくださるすべての皆さん!
昨年、私たち全国一般東京東部労働組合の運動の結果、三田、中央、新宿の3つの労働基準監督署fは「添乗員のみなし労働は認めない。労働時間の管理を行え。残業代を支払え」の是正勧告を旅行会社・添乗員派遣会社にだしました。
添乗員の歴史上画期的な出来事です。この是正勧告こそ、16時間、17時間という超長時間労働で長年苦しんできた全国1万人添乗員とその家族が待ちに待っていたものです。労働者を守るべき労働組合であればこの是正勧告に諸手を挙げて歓迎こそしても反対などするはずがありません。

にもかかわらず、あろうことか、同じ労働組合であるはずのサービス連合が、一連の労基署の是正勧告にあわてたJATAとTCSAの経営陣と一緒にこの2月、厚生労働省へ「みなし労働を認めろ」との要望書を提出したのです。事実上、労基署の是正勧告の撤回を求める内容です。
長い労働組合運動の歴史の中で聞いたことも見たこともない暴挙と言わざるを得ません。

8時間労働制の実現のために命をも奪われたアメリカや世界の先輩労働者にどう顔向けするつもりでしょうか。
労働組合はもっとも苦しめられている同じ労働者、仲間の側に立って運動を進めるべきです。派遣・契約社員の立場にこそ立つべきです。

添乗員の世界は、みなし労働以外でもたくさんの法律違反のデパートです。労働組合であるサービス連合は重々承知しているはずです。打合せ・精算業務は実労働そのものですが、サービス連合傘下のどの会社が派遣添乗員に打合せ・精算業務への正当な時給を支払っているでしょうか。深夜労働の割増賃金もこのどこの会社が払っているでしょうか。サービス連合傘下の会社で、添乗員に有給休暇や社会保険を獲得した会社はあるのでしょうか。サービス連合が作った会社フォーラムジャパンでは、添乗員に雇用保険は与えているのでしょうか。病気になったら毎月傷病手当はでるのでしょうか。

いまだ 5月のHTS支部の申告に三田労基署は是正勧告を出してきません。異常事態です。
この間のJATAとTCSA の旅行業界の圧力だけでなく、同じ大手の旅行業界の労働組合サービス連合の意向が影響を与えているとは考えすぎでしょうか。

サービス連合は厚生労働省への要望をすぐに撤回すべきです。全国から労基署に申告を集中すべきです。ハローワークに社会保険資格確認の申請をすべきです。

会社を一番支えているのは派遣添乗員そのものではありませんか。誰が稼いでいるかは一目瞭然ではありませんか。この方々を優遇しないでどうして旅行業界の未来があるでしょうか。

 *********************************

経過と詳細は以下の通りです。
労働組合「サービス・ツーリズム産業労働組合連合会(サービス連合)」は、今年の2月2日、日本旅行業協会JATAと日本添乗サービス協会TCSA と連名で、厚生労働省に対して、「添乗業務はみなし労働時間を適用すべきである」とする要望書を提出しました。
http://www.jata-net.or.jp/jata_n/070212/070212_tenjodemand.htm
 http://www.jata-net.or.jp/jata_n/070212/pdf/demand_tenjowt01.pdf
http://www.jata-net.or.jp/jata_n/070212/pdf/demand_tenjowt02.pdf

その内容は、以下の通りです。

「近年一部の労働基準監督署より派遣元である添乗員派遣会社及び旅行会社に対して添乗中の労働時間管理について改善の指導が為された。指導の主たる内容は、添乗員の添乗中における労働時間の管理の徹底及び時間外労働に対する時間外手当の支払いに関するもの。」

「添乗業務は、一般の労働者の労働形態と異なる特殊性のある業務であり、・・・事業場外のみで行われ、使用者の指揮監督が及ばない業務であるため、みなし労働時間を適用すべきである

添乗労働に関して『みなし労働時間』を適用する論拠』として、
「一部労働基準監督署の指摘によりますと、添乗員の添乗労働時間の管理が可能な理由として、旅行の日程表による時刻記載と添乗日報による実時間報告の存在を挙げています。しかしながら、日程表は旅行参加客のあくまで行動予定を記載したものであり、添乗員の添乗労働は旅程開始前及び添乗中も日程表に記載のある時間通りに労働している訳ではありません。例えば、運輸機関による移動時間中は、運行は運転士、サービスはガイド・車掌・乗務員などが行っており、添乗員の行う業務は、乗り込んだ際の人員の確認と今後の旅程の案内、到着間際の到着後の案内など、ごく限られた時間の労働を行っているのみです。」

「旅行終了後に提出する添乗日報は基本的には日程表記載の旅程及び内容があらかじめ設定されたとおり進行したかを報告、確認する目的で作成されていて、添乗員の労働時間を示すものではありません。」

 「あくまでも業務経験を持つ労働者と事業主が合意の上で、業界全体がみなし労働を適用してきたものであり、上述の実態を踏まえ長期間継続されてきた旅行業界の慣行であります。」

 「上記事由により、典型的な事業場外労働であり、現行労働基準法に定めるみなし労働時間制を適用することが相応しいと思料いたします。」

コメント (25)   この記事についてブログを書く
« コナカは不利益変更を強行す... | トップ | HTS支部の闘いが週刊金曜... »
最新の画像もっと見る

25 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
一刻も早い回答を望みます! (一添乗員)
2007-09-25 11:38:10
仕事内容を見たら、明らかにみなし労働ではないのだけれど、圧力がかかっているのでしょうね。

けれどね。正しいことを力で抑えることは不可能だと申し上げます。こうしている間にも日本中で、いいえ世界中で添乗員達は、HTS支部の健闘を伝えています。そして「自社で組合を作るには?」と、真剣に話し合っています。

業界からの圧力に負けて万一、労働基準監督局が「みなし労働と認める!」などと言ったら最後、添乗員はこの業界に愛想をつかしてみんな立ち去るでしょう。
いえ。そうならないと添乗員の有難さがわからないのかも知れませんね、パワハラが日常化しもはや常識など通じないこの業界は。

労働基準監督局は今すぐに回答してください。業界の圧力に負けて不誠実な回答をされることのないように。こうしてる間にも何百何千人の添乗員の命が危険に晒されているのですよ。一刻も早く正当な回答を望みます!
Unknown (Unknown)
2007-09-25 20:08:57
あーヘドがでるわ。

お偉いサン方はバカなんですね。

自分がよければ人が死のうが関係ないんでしょうね。

旅行業界って腐ってんな。

そもそも日本が腐ってんのかな。

権力と金がすべてか?

そりゃ自殺者もニートも増えるわ。



Unknown (Unknown)
2007-09-25 21:08:17
添乗員、ガイド、現地ホテルにレストラン、それに対する対価をまともに払えないのは、
会社の利益が出ないからだと会社側の人間はいいますが、
そんな利益計算もできないほど阪急交通社の企画担当者は仕事できない人ばかりなんでしょうか?
値段ばかりではなく、ツアーの内容で魅力あるものを作って、もっと集客をしてほしいです。
いつもいつもかわりばえのしない魅力の乏しいツアー、新しい観光地の情報は、担当者もろくに持ってないような無責任な企画ばかり。
お客様を馬鹿にするにもほどがあると思います。
現場に立たない人間がツアーを作っているから結局こういうことになるのではないでしょうか?
担当者もいつもの視察旅行のような大名旅行ばかりではなく、40名近いツアー参加客に混じって、もっとツアーの体験をしてお客様の声を聞いてみれば、現場のこともっとわかると思います。

それならそれで! (Unknown)
2007-09-25 23:11:44
じゃさぁ、みんな海外のバス車内で延々と解説しながらガイドをするのをやめるしかないね。人数確認と到着前の案内でいいんだったら楽だなぁ。
機内でもお客なんか無視して寝ましょうよ。

そのかわり旅行パンフに明記しろよ!サービス連合よっ!添乗員がそれだけしか仕事をしないでいいんだったら「みなし」でがまんするよって。

お客がスリに財布を盗まれたって、急病人が出たって現地係員を正規に依頼して、添乗員を便利屋にしなくぃでねっ!
お客様の命も危険にさらされてます。 (元ヘトヘトツコン)
2007-09-25 23:58:40
 添乗員やガイドは勿論 お客様の命も危険に
さらされています。
 国内での日帰り格安バスツアー 添乗員達は渋滞でもお土産屋に沢山立ち寄る事を担当者日程表兼指示書を通じ担当者から指示されています。担当者はお土産
の数を減らす事を認める事は殆どありません。
 バスの運転手さんも連日の格安日帰りバスツアーで
寝不足です。
 格安航空券多発行の航空会社もよく映画などがみれる画面などがよく壊れています。着陸時に荷物棚もよく開いてしまうし。荷物が落ちて頭にぶつかっていた
乗客もいたっけ。修理のお金と時間がないんだろうなと怖いなと現役添乗員時に何度も思いました。
 棚や画面の整備不良ならまだしも エンジン等
飛行に直接関係のある部分の整備にかける時間も
お金もないかもしれないと恐怖を覚えました。
 この前のフィジーの飛行機墜落事故も他人事では
ありません。安全はお金で買う時代になったのかも
しれません。添乗員や元添乗員から消費者に伝え
ましょうよ。あまり安すぎるツアーはやめたほうが
無難だと。
 
各旅行社の企画や担当の方へ (Unknown)
2007-09-26 00:24:08
 是非 キャンペーンツアーの参加者40名の添乗員の仕事をお一人でしてみて下さい。出発前の対客電話もしてみてください。キャンペーンでなくても人数確認位の業務のみしている添乗員はどこの会社のツアーでも皆無です。TCSAやJATAのお偉いさんが労働省に提出した文書のように人数確認しかしない添乗員がいたらアンケート全て一番悪い評価になるでしょうね。
 企画や担当の方が多分添乗員の仕事をお一人で出来ないでしょうから、サブ添乗員でお客様の身の回りの事をしてみてください。派遣添乗員の仕事を傍観してるのではなく、体と口と頭を動かして添乗員の仕事をしてみてください。そして必ず派遣添乗員とサブ添乗員のアンケートは分けて評価してもらってください。
 早朝、深夜まで働いても残業代も社会保険もなく、
結婚や出産や子育てするお金もない派遣添乗員の
気持ちを何%かでも肌で知って欲しいです。
 その上日本にいる時給がでない時間も出発前お客様に電話したり 精算書書いたり、通訳やガイディング
の為の予習や勉強資料代もでない時給もない。友達や
恋人や家族との時間も足りない。
昔むかしのお話です。 (メルモ)
2007-09-26 03:25:02
今から30年近く前、派遣添乗員の賃金を含む労働環境の酷さに、悲鳴をあげた数名の添乗員がいました。自分達の置かれたどん底の状況を訴え、サービス連合に助けを求め、駆け込んだのです。そして、サービス連合100%出資の、派遣日当の中間搾取を一切しない、利益追求などもってのほか、という趣旨の元、通常の派遣会社とは一線を隔す派遣団体が出来たそうです。それがFという組織です。
しかし、いまや、当初の高尚なスローガンなどどこへやら、時代のはるか彼方へと追いやられ、利益追求、事業拡大に燃える立派な派遣会社へと変貌を遂げました。経費もかかり、当然しわ寄せは添乗員へと降りかかって来ます。入社は労働組合への、強制加入が条件となり、組合費は給料天引きです。さらに会社経費と称して、給料の20%もの金額が差し引かれ、最後に手にする額は、あらかじめ提示された日当からの収入期待額とは、かなり隔たりのあるものとなってしまいます。他の派遣会社と同等、或いはそれ以下と言えます。定例総会が開かれ、組合員である添乗員の出席は当然義務となります。
何しろ、全く分からないまま、強制的に入会させられた組合員ばかりの組織ですから、総会の中身は、単に、決定事項を拍手にて承認するという事務的な流れになります。さっさと終わってくれと、皆んなが願う、退屈極まりない時間帯です。こんなとき、積極的に何か意見を出そうものなら、皆から冷たい視線を全身に浴びること必至となります。全てが建前だけ形だけの出来レースです。
こんなことで添乗員のプラスになるのでしょうか?何の意味があるのでしょうか?これでは、Fは単に組合費を徴収する為だけに存在しているようなものです。これからもし、どこか組合に入る事を考えたなら、この私の、二の舞にならないでほしい!それに、サービス連合はエージェント寄りですから、皆さんもみなし労働を肯定する側に立つことになるのですよ!これ以上、サービス業の名の元に無駄な労働を強いられるのが嫌だと思うのであれば、ここは勇気を持って、サービス連合の傘下にはいるのは拒否なさってください。Fと同じ道を歩むことになりますよ!そして、みなし労働断固反対を掲げて闘っている、東部労組HTS支部に相談してみたら?
一日の労働時間は8時間です。添乗員はランチタイムも、労働時間です。それ以上は超過時間です。時間帯によっては日当の1・25倍、或いは1.5倍の時間給を得られる権利を労働者は有しているのです。これは法律で定められているのです。それを添乗員は特殊な職種だからとか、会社の目の届かない所での仕事で労働時間が把握できないから、とか言って、早朝出発から始まって、深夜のナイトツアーまで、スケジュールびっしりのアイテナリーを持たせておきながら、そして日報を書かせておきながら、携帯電話を24時間オンで持たせておきながら、時間外の賃金の支払いを拒否しているのです。
許せないです!今からでも遅くありません!皆さん、組合選びは、よく考えてください!!!
Unknown (Unknown)
2007-09-26 07:22:22
サービス連合に対して一見労働組合があるのでいいように思いますが、労働組合なのにみなし労働を認めろ!なんていうのは、間違いです。
旅行業界は労働組合までおかしくなってしまいました。
だまされちゃいけません。
拝啓旅行業界様 (12年目の現役添乗員)
2007-09-26 08:51:03
旅行会社も派遣会社も確信犯です。
何とか時間稼ぎをしてこの場を凌ぎたいのでしょうが、逃げられませんよ。私には業界全体が破滅の方向に向かってるとしか見えません。

仮に行政が「見なし労働」を認めたとしたら、添乗員はいなくなる。そうなればツアー形式の旅行商品は成り立たなくなります。

「見なし労働ではない」という、正当な判断が下されれば膨大な額の金銭を支払う義務が生じます。

どちらにしたって業界が大ダメージを受けるのは変わりないはずです。これは過去ずっと数え切れない違法行為を繰り返してきた結果ですので、自業自得です。撒いた種は自ら刈り取らなくてはなりません。

ネット社会となった今、もう騙し騙しの戦法は通じません。今の主力商品であるツアーを捨てますか?それとも今後はしっかりと法律に従った健全な経営を行いますか?決断の時は迫っています。

繰り返して申し上げますが、労働基準監督局に圧力をかけてのらりくらりと逃げようとしても、全国で団結している添乗員は絶対に逃がしませんよ。
ガイドの日当 (元添乗員 今企画立案者)
2007-09-26 17:08:22
オーストリアでスルーガイドを頼むと、GTAから1日ご本人に450ユーロ入ります。
そこから本人がオーストリアの税法上に従い所得税などを支払っていきます。 

日本の添乗員の皆さん!これが本来の収入ではないのでしょうか。ガイドさんの場合はちゃんと支払うけれど、添乗員なら安くていいなんていう「業界の常識」は、皆で改善していかないと、いつまでも安く安く・・・・と
言いなりの給与体系が続きますよ!

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

添乗員・旅行業界」カテゴリの最新記事