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全国一般東京東部労働組合の記録

「辞めたいのに辞めさせてくれない」相談事例の報告(2013月4月分から抜粋)

2013年06月07日 08時47分23秒 | やめさせてくれない

2013月4月にNPO法人労働相談センターと東京東部労組に寄せられた「辞めたくても辞めさせてくれない」労働相談事例の抜粋報告です。

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「辞めたいのに辞めさせてくれない」相談事例の報告(2013月4月分から抜粋)
NPO法人労働相談センター
全国一般東京東部労組
2013年6月7日

1、パワハラ上司の嫌がらせで自己都合の退職届けを書かされたのに、今度は辞めさせてくれない。自殺まで追い詰められている。

2、派遣社員。ようやく別会社で正社員として働けることとなり、退職を申し入れたが、契約途中なので会社に拘束力があり、退職は認められないと言われた。

3、労働実態が、求人内容と面接時の提示とまるで違う。2週間先の退職日とする退職届を出したが、まるで無視されている。すぐに辞める方法はないか。

4、外資系メーカー。勤続12年。 退職を予定しているが、以前会社の資金提供(学費の半額)を受け、大学院を卒業した。5年以内の退職の場合は学費(120万円)の返還が条件となっている。返還できない時は退職できないのでしょうか。

5、実家の田舎に帰るので退職の意思を伝えたが、退職日を先延ばしにされ、退職届も受け取ってくれない。

6、試用期間中。雇用契約の説明も一切ないまま、いきなり仕事をやらされている。不安で退職したいと申し入れたが「勝手なこと言うな。今までの給料は払わない。制服はクリーニングに出して謝りに来い」と怒鳴られた。

7、定時は18時だが、毎日21時まで働かされている。残業代は一切ない。仕事上でも理不尽な要求をされることが多い。うつ症状も出てきて、すぐに辞めたいが、損害賠償請求が怖い。

8、日本の本社からベトナムに長期出向中。退職届を提出したが、本社からは何の連絡もない。こちらの上司は、「退職手続きは本社でやるもの。本社へ出向け」の一点張り。本当に本社出頭義務があるのでしょうか。

9、保育士。夫の転勤で遠方に引っ越しが決まり、退職を申し入れたが、保育園経営の会社が「後任が決まらないうちは退社できない」と言う。

10、一年契約のバスドライバー。早い時は2時に起きて出社。遅い時は夜中1時に帰宅。休みもとれない上、賃金も低いので「仕事がきつい、賃金が安い、休みがとれない」との理由で来期の契約を断ったら、「社長と相談するから時間をくれ」と1年間の契約書にサインさせられた。

11、入社した会社の社長が暴力団だったことが分かった。社員の多くは全員びくびくしながら働いている。社長の怒鳴り声が怖くて逃げ出したい。うつ病になったようだ。

12、新卒者。大学の紹介で入った会社だが、仕事が過酷で体調も崩してしまった。退職を申しいれたが「辞められない。もし今辞めたら、あなたの学校からは今後一切採用しない」と言われた。

 

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