(3月18日、東京メトロ前で訴える市進支部)
(株)市進は組合員2名の雇い止めを撤回せよ!労働条件の不利益変更をやめろ!
非正規労働者への差別をやめろ!「名ばかり有期雇用」を撤廃しろ!
3.31ストライキ闘争にみなさんのご支援・激励を!
学習塾「市進学院」の講師(1年契約の非正規労働者)8名で昨年12月に結成した全国一般東京東部労組市進支部は、2名の組合員に対する雇い止め(解雇)の撤回、在職の組合員に対する契約更新を奇貨とする労働条件の不利益変更(賃金の大幅カットなど)の撤回を求め、3月31日、ストライキに立ち上がります。
市進学院の講師たちはほとんどが1年契約の非正規労働者です。しかしその実態は、組合員で言えば20年以上も契約を反復更新しており、常用雇用と変わらない状態=「名ばかり有期雇用」といってもいい働き方です。
(株)市進は毎年の契約更新をタテにとり、賃金の大幅カットなど労働条件の不利益変更を講師たちに強いてきました。また同時に、有期雇用であることを「理由」にして正社員との差別を行ってきたのです。講師たちには退職金もありません。一時金として支給される「報奨金」も正社員と比べて微々たるものです。正社員にはある有給の慶弔休暇も講師たちにはありません。「収入が低く自分の子供を塾に通わせることもできない」。ある組合員の声です。非正規労働者であることを「理由」に、不安定な生活を講師たちに強いてきたのが(株)市進なのです。
加えて、講師たちに適用される就業規則には「契約の更新は50才が最後」と書かれています。つまり、どんなにがんばって働いても51才になると原則として職を失ってしまうのです。働ける年数まで正社員と差別されているのです。
このようなやり方を是正させるため、東部労組市進支部は団体交渉で会社を追及してきました。しかし(株)市進がやってきたのは2名の組合員の雇い止め(解雇)・労働条件の不利益変更の強行でした。
市進支部は3月21日の第4回団体交渉で2名の雇い止め撤回を強く求めました。しかし会社の態度は変わりません。
仲間の雇用を守るため、不安定な「名ばかり有期雇用」の撤廃と差別をやめることを求め、市進支部は3月31日、ストライキに立ち上がり、(株)市進の親会社である市進ホールディングス本社前で抗議アピール行動を行います。みなさんの激励・ご支援をお願いいたします!
市進の講師のみなさん!東部労組市進支部といっしょに声をあげましょう!
【東部労組市進支部ストライキ抗議アピール行動】
■日時:2013年3月31日(日)12時(正午)
■場所:(株)市進ホールディングス本社前
(千葉県市川市本八幡2-3-11、都営新宿線・JR「本八幡」駅徒歩3分、京成「八幡」駅徒歩1分 地図はこちら)
■連絡先:全国一般東京東部労働組合市進支部(担当・菅野)
電話 03-3604-5983
ファックス 03-3690-1154
メール info@toburoso.org
会社側の理不尽な扱いはやっぱりあります。行動に移さないと理解されない事、行動を起こす事でしか気付いてもらえない事もあると思います。やらなければいけない!そのような気持ちで行きます。
当日は是非ともご集まりください。
そして、共に行動しましょう!